2016年8月31日水曜日

大阪写真王決定戦

この日は写真家、金子山主催の大阪写真王決定戦。

選び抜かれた写真家たちが10枚の大阪らしい写真を出すバトル。
メンツは金子山、竹内厚(編集者)、佐伯慎亮(写真家)、
寳野智之(ジュンク堂書店 芸術書担当)、大泉愛子(神戸アートビレッジセンター)
飛び入りで、BANRI(写真家)赤鹿麻耶(写真家)倉科直弘(写真家)などなど
蒼々たるメンバーであった。
こういったメンバーのひとりに選ばれたのは光栄でありつつも、
負けるわけにはいかない。
全力で10枚を選んだ。














珠玉の10枚を出したのに、負けたのである。
拍手の大きさからして、おそらく準優勝あたりか。
優勝はジュンク堂書店の寳野さん、
スーパー玉出を長時間露光で撮るというシリーズでとても素晴らしかった。

負けたのは悔しかったが、勝ち負けはおいとき、
写真家たちが写真について語る貴重な場であった。
ぼくは写真畑ではなく、広告畑なので
写真界についての素朴な疑問を問いかけ、それについて議論が起こったり、
逆に教えられることが多々あったり。
こんな場がずっと続けば大阪の写真界はもっとよくなっていくんだろう。


イベントが終われど金子山(左)と佐伯慎亮の写真談義は続く。

仕切りはぐだぐだだったけど(笑)
写真家の集う場を作った金子山はとても偉かった。

ありがとう、金子山


2016年8月29日月曜日

ゆるい下半身


証明写真を撮るぐらいなので上半身はきっときちんとしているだろう。(烏ヶ辻)

2016年8月28日日曜日

虎を見あげる

動物園のホワイトタイガーを見上げるおじいちゃん(万博公園)

2016年8月26日金曜日

ぼくらの街

友だちのゲストハウスがオープンした。
THE PAX 新世界。
今日はそのオープニングパーティである。
ぼくがそのオープンのきっかけとなったのでことさらうれしい。

新世界市場近くに物件を持っている大家さんに
「あんたの友だちでゲストハウスやるようなコおらんの?」
と言われて大阪の福島で「由苑」という素敵なゲストハウスを経営している
アチャコ&サキちゃん夫妻を紹介したのであった。
これがまたトントン拍子に話が進んで、春に紹介したのに夏にオープン。
写真はその大家さんとゲストハウス経営者のアチャコ夫妻。
 
ゲストハウスを作ったのは維新派の大工さんたち。
オリジナリティに溢れてる。
スタッフはかわいくとても優しく
値段も1泊3000円ととても安い。
ピカスペースから徒歩30秒。
 つまり最高なのである。

セルフ祭→
新世界市場ポスター展→
いちばギャラリー オープン→
ピカスペース オープン→
他のお店もいくつかオープン→
THE PAX  オープン

さびれつつあった新世界市場に風を起こして、
気のあう仲間たちで街を作りつつある。
それはもうとてもうれしいこと。
大阪に来たら新世界の片隅の
ぼくらの町にやってきてほしい。
まだまだ小さな街だけど。

http://www.thepax.jp/

2016年8月24日水曜日

大きな偉大なもの

国分の海水浴場にて、生まれてはじめて桜島をゆっくりと見る。
なんとまあ生命力にあふれ、大きいんだろう。
大きいのだけれども、端から端まで見渡せる。
富士山を見た時に近く、キリマンジャロを見た時と近い。
明らかに大きく神々しいもの。しかもこれが活火山ときている。
鹿児島では桜島が見える物件は家賃が少し高いらしい。
毎日、偉大なものが見える部屋は確かに気分がいいだろう。
桜島の大きさや、活火山との共生は、
鹿児島県人の気質にどこか影響を与えているような。
それがどんなところかはわからないけど。   (国分下井 霧島)

路傍のリクエスト

県道を走っていると、飛び込んできた切実な看板。
「森伊蔵」とは何なのだ!車中で早速ググってみると
鹿児島産の有機栽培サツマイモを原料とし、手間の掛かる伝統的なかめつぼ仕込みにより生産している。イモ臭さを除去したまろやかな味を特徴としている。「幻の焼酎」として知られる。「魔王」「村尾」と合わせて「3M」と呼ばれる。
フランスの元大統領ジャック・シラクは森伊蔵が大好物であるとされている。当時のトヨタ自動車社長・張富士夫レジオンドヌール勲章を受けた返礼として12本を持参したところ、叙勲式で「これ以上うれしいことはない。よくぞこれだけの本数をそろえていただいた。私のことをアルコール中毒と思わないでくださいね」と語って周囲を笑わせたという。
日本航空では、国内線および国際線ファーストクラスで通年提供しており、当該クラスの乗客は無料で味わうことが出来る。なお同様のサービスを提供しているのは世界の航空会社では日本航空のみである。
とのことである。
森伊蔵をお持ちの方はさっそくお電話を。  (国分 霧島)

極めて鹿児島的風景


黒酢の壷畑と畑の黒酢を育てる人。
こんこんと壷を叩いてはその音で酢の熟成具合を判断するらしい。
 

その奥には桜島。
極めて鹿児島的風景であり、
鹿児島の日射しは8月下旬であるがまだまだ殺人的である。 (福山 霧島)

2016年8月23日火曜日

AからZ

鹿児島のすごいお店「A-Z」
AからZまで、つまり、何でも揃えているお店とテレビで見て知っていた。


店に入るとまず車が売っている。
数台ではない、数十台である。

向こうの壁が見えない。 
コストコやイケアよりもデカイ。

しばらく歩くと中程にある巨大な三角コーン。
そこには距離が記されている。



いわゆるスーパーやホームセンターにあるものは普通に売っているとして
仏具と神具が売っている。 


ブランド品も売っている。

釣り具も売っている。




本も売っている。


CDもDVDも売っている。


楽器も売っている。

エフェクターも売っている。 




家電も売っている。


パソコンの周辺機器も売っている。
しかし、わたしは発見したのである。パソコンがないことを。
そして、店員に「パソコンってありますか?」と訊ねたときの表情は忘れない。 

一番端に到着した。 


A-Zの一番隅にあるものを「A」とすると
Aはチキンナゲットだった。


対角線にあるZはホンダのN-BOXだった。


最後の出口にあったものはこれ。
まさにAからZの品揃え。
 この規模のお店が年中無休24時間営業なのである。

鹿児島、どうかしている。   (隼人町真季 霧島)


2016年8月22日月曜日

鹿児島の夏 

暑さからか、何からか、少年がうなだれている。
鹿児島にやってきた。
UFOライブの翌日である。
UFOで移動したかったがANAでの移動であった。 (嘉例川駅 霧島市)

ソーメン流しと流しソーメン

霧島の昼は同行している人のおすすめでソーメンを食うことに。 
いきなり、パンチのある看板でとても期待できる。
やってきたのはソーメン流し屋さん。

「ソーメン流しと流しソーメンはは違う」と
鹿児島の人が言う。その理由はよくわからない。




おばあちゃんがソーメンを食っている。



その横ではホテイアオイが咲いている。



これがソーメン流し器だ。


ソーメンを真ん中に置く。

周囲の溝にソーメンを入れる。すると水流によってソーメンが流れる。
ソーメンは反時計回りに流れ、箸を水に突き刺すと自然に箸にソーメンがひっかかる。
しかし、左利きの人は食べづらく、
高級なソーメン流し器では逆回転機能もついているそうだ。
冷涼な地下水の中で流れるソーメンはとても冷たくコシがあっておいしかった。



おばあちゃんが残ったソーメンを横の池に投げている。 


残ったソーメンを残ったつゆごと投げている。
これも鹿児島流かと思ったがそうではない。



ぼくも投げてみた。
池のコイがかぶりついてくる。

コイは鯉こくや鯉の洗いとして調理されて出てきた。
コイがソーメンを食べていたからか、ソーメンを食べながらコイを食ったからか、
コイはソーメンの味がしないでもなかった。

鹿児島の夏の風物詩、ソーメン流し。
みなさんも人生に1度は味わって欲しい。

2016年8月21日日曜日

見えない宇宙人

我らがUFOを呼ぶバンド、エンバーンの控え室。
本日はROCK & ART OSAKA 2016なるイベントに出演なのである。







ライブに向けて準備万端。



いざ、本番へ。 

果たしてUFOはやってくるのか。
会場は盛り上がる。みんなUFOの到来を信じる。
しかし、残念ながら明らかにそれは見えなかった。

しかしながら、自動ドアが勝手に開いたり、トイレが勝手に流れたりと
おなじUでもユーレイなのか、見えない宇宙人か何かがやってきたとスタッフの言。

ライブが終わっても、ずっとUFOを1人呼び続けるJさん。

次のライブは10月2日の天満音楽祭。
場所は今回と同じSAORI会館。果たしてリベンジだなるか。
天満だけに、天を未確認な何かで満たそうではないか。