隙ある風景
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2023年7月22日土曜日
最果ての村
下北半島の先、佐井村へ。最果ての「さい」から来ているのだろうか、ここは町の中心部だが誰もいない。
潮風をずっと浴び続けたつかれた木造の建物。
東北でよく見られるキリスト看板でさえ疲れている。
まるで不正選挙があったかのように選挙看板は放置されている。
大きなお屋敷が門を残しなくなっていた。
そんな佐井村にやさしい光が差し込む。
(佐井村 青森)
2023年4月13日木曜日
三沢(US盤)
基地の街、三沢にやってきた。
三沢基地の真ん中に、航空自衛隊とアメリカ空軍の看板がある。
基地のすぐ横のセブンには英語の看板がある。
基地の周辺はまるでアメリカのようである。
単なるアパートもまるでアメリカのようである。
銭湯もアメリカのようである。
基地の近くのショッピングモールには、アメリカ軍の中古がたくさん。店主さんいわく、三沢には、陸海空に海兵隊もいるので種類が豊富だそうだ。2点買ってしまった。衝動買いだ。
基地のすぐ近くの戸建てはアメリカっぽいが日本である。
郊外にいってもアメリカ感。
まるでバージニアのような教会がある。バージニアにはいったことはないけれど。
基地の隣の小川原湖にはフェンスで阻まれている。
フェンスの外には米軍用のバレーボールコートとベンチ。東北的な風景の中にまるでアメリカのような場所がある。不思議な町である。
(青森 三沢)
2021年12月11日土曜日
軽井沢の隙
軽井沢駅に到着する。到着したことを味わっている人がいる。大阪から東京まで2時間半。さらに東京から軽井沢まで1時間。長かった。私も彼と同じように到着を味わっていた。
浅間山が遠くに見える。
軽井沢のメインストリート?軽井沢銀座に行くがもう日が暮れかけている。
暇そうな服屋の店主。コロナであるが観光客はそこそこいる。
観光客の多い商店街で馬刺しと合鴨が売れるのだろうか。
ディック・ブルーナーが見たら怒るだろう。軽井沢にブルジョアでハイソな印象を持っていたが意外にゆるくてほっとする。
さらにほっとするために、宿の近くのゆるい中華料理屋で晩飯を食う。
(軽井沢)
2021年11月19日金曜日
道後初日:ポンコピピンとフジヤ
本日より、道後クリエイティブステイというプログラムで道後温泉に滞在する。大阪から車で4時間走り、道後温泉に到着した。ゲストハウスにチェックインしてすぐに、知人に誘われ飲みに行く。ポンコピピンといういい感じのお店である。
時間感覚が狂う。なんだか久しぶりに深夜まで飲んだ。
ゲストハウスに戻るとリビングでまだ飲んでいる。そのままここに合流する。だらだらと時がすぎ、散会となって部屋に戻ろうとすると鍵がない。何度も探せど鍵がない。ポンコピピンに落としたかと思って戻って探したが鍵がない。これは参った。仕方ないのでリビングに寝ることした。
朝起きて立ち上がるとポケットからころころと鍵が出てきた。あれだけ探したになぜにこんなに簡単に鍵が出てくるのか。自分を呪う。
初日から素敵な思い出をありがとう、ゲストハウスふじや。ああ、体が重い。
(道後)
2021年10月10日日曜日
高松を歩く
完全予約制の古本屋、高松の
なタ書
に行く。
噂に聞いていた書店である。
店内に本がインスタレーションのように並んでいて
1冊でも欠けるとその空間が壊れてしまいそうだ。
それぐらい完成された空間だった。
店主のキキさんが「じゃあ町歩きに行きましょうか」と
頼みもしないのに店を出て高松散策が始まった。
飲食店、古着屋、接骨院、ゲストハウス、雑貨店、カフェ、
ギャラリー、ゲストハウス・・・高松のコアなスポットをガイドしてもらう。
結果、半日のツアーとなった。
自分の写真集を置いてもらうとするがな夕書では
取り扱わず知人や通りがかりの人に強引に買わせようとする。
結果10冊ほど売れた。
写真集は結構売れた。しかし。キキさんは仲介料は一切取らない。
インドの押しかけガイドのように勝手にガイドをしてから
最後にガイド料を請求するということもない。
何なんだろう、この人は。
最後までそれを掴めぬまま、高松を去った。
追伸 まゆこちゃん、いろいろありがとう。
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