2020年3月22日日曜日

野菜に教える

住宅地の間にある小さな畑で見かけた光景。
畑の持ち主の子どもにかと思ったが、
もしかしたら大根に読み書きを教えていたのかもしれない。

(恩智 八尾)

河内のベトナメーゼ

川の向こうからゆっくりと傘を被った女性が歩いてくる。


よくみるとそれはベトナムの女性。
背景は生駒山脈、ここは八尾市。
ベトナムからの移民が多い場所である。

(空港 八尾)

2020年3月19日木曜日

フレームとおばさん

JR新今宮駅の窓に大阪名物551蓬莱の紙袋を持つおばちゃんが収まった。


2020年3月17日火曜日

タカの恩返し

家の近くを歩いていると、変な鳥がいた。
こんな鳥みたことない。
全長40cmぐらい。カラスぐらいの大きさだ。
SNSという集合知を使って、名前を尋ねると

おそらく、「ハイタカ」だろう。「ハヤブサ」にも似ていたが
ハイタカの方がより近かった。


近づいて写真を撮ろうとする。
逃げようとするがその場をジタバタとし、羽ばたかない。
どうやら、怪我をしてるようだ。
この子を家に連れて帰って、助けてやればおいおい美女に変わって、
美しい旗でも織ってくれるのではないだろうかと期待していたが、
助け方がわからない。



この建物の施設の人が救助した。
獣医に連れていくと言っていたので、おそらく大丈夫だと思われる。

2020年3月5日木曜日

リバーサイド聖者

なにやら路上でブツブツとおじさんが話している。

「キリスト」「キング牧師」という単語は聞こえたが
あとはなにを言っているかわからない。

酒を一口飲む。

おじさんの調子が上がってきた。
神と対話しているようだ。
いや、神の落語のようでもある。

アングルを変えて正面へ回ってみる。
おじさんは高座で演説を続ける。
風貌がそう思わせるのか、
きっとキリストも路傍でこのように教えを説いたのだろう。

指を上にかざすとハトが羽ばたいた。


おじさんは聖者かもしれない。

話しかけるとおじさんはチャーミングだった。
なまりがあまりにきついものでなにを言っているかよくわからない。
出身をきいてみると奄美大島だと言う。
どこかで聞いたことがあると思ったのは鹿児島弁に近かったからだ。

おじさんは、このように街へ出ては時々、神の教えを説くとのこと。
むしろ、どんどん写真を撮って広げてほしいと。


写真を撮らせてくれたお礼に「これでお酒でも飲んで」と500円手渡した。
「あんた神様じゃ、そういえば風貌も似ておる!」と
大声でお礼をされ、見送られながらこの場を去った。

ぼくは神にはなりたくなった。

(堂島 大阪)


2020年3月4日水曜日

情報量が多い写真

サラリーマンおよび背景の情報量がとても多い。
この写真の中に文字は何文字あるのだろう。

(北新地 大阪)