2014年9月30日火曜日

肌寒そうなおっさん

朝から打ち合わせだ。打ち合わせが終ればすぐに大阪に戻らなくてはいけない。
町を散策するチャンスは早朝しかないということで
早起きして町を散策する。
「天空の城」と評判の大野城が朝もやに包まれている。
肌寒い。



肌寒そうなおっさんがゴミをだしている。



名物の七間朝市にはゆるいおっさん


「御嶽山は今が紅葉の見頃だったからからなあ」と
花屋のおばさんと御嶽山の噴火について話している。
大野は御嶽山から遠からず。 

名物の里芋をたらふく買って仕事に向かう。 (元町 大野)

出張の宿

出張があり、大阪から福井県大野市へ移動する。
ビジネスホテルが周囲に1軒しかなく満室だったので旅館に泊まる。
出張であるのに旅に来たような不思議な気分である。
今度からすべての出張は旅館にしようかと考える。 (泉町 大野)

2014年9月28日日曜日

ライオンキング


おばちゃんがサバンナに沈む夕陽に
目を細めるライオンに見えなくもなかった。(西梅田)

隙間の隙

大阪駅とグランフロント大阪の隙間は隙だらけだった。
寝てる人。


競馬を予想する人。


ノミをとるカップル。

すぐ右は清潔でモダンな広場だというのに。  (大阪駅)

2014年9月27日土曜日

めりんぬ イン 珍世界

本日はめりんぬの展示に行ってきた。


中央、奥の人がめりんぬ。
普段はスタイリストでひまをみつけては不思議な作品を作っている。
彼女の作品が好きで『いちばギャラリー』で展示をしてほしいなと
お願いしたのである。





自分では絶対つくれない、ポップでガーリーで毒気のある世界。
どうしてすべての作品に自分が出てくるのと尋ねたら、
「行ってみたい世界の中に自分を置くから」とのこと。




 自身のヌードも展示していた。
無敵である。怖いもの知らずである。


恐るべし女子力。



ぼくはめりんぬワールドの虜 なのですね。
この人、なんだかドカーンといく気がします。 (新世界)

はじめての運動会

この日は生まれてはじめての子どもの運動会。
子どもの勇姿は楽しみものの、場所取りやカメラの撮影で大忙しなのかと思いきや、
子どもの出番は少なく、ゆったりと 運動会を楽しめた。

父は綱引き大会に出なくてはいけなかった。
たまたま近くにいたぼくがプレートを持たされ、
こういう写真のような姿になってしまった。
父親たちはぼくの持つプレートに集まったが、
みな照れて会話もない。まったく一体感がない。
このままでは絶対に綱引きに負けてしまう、そう思ったぼくは照れを捨てた。
「かけごえ は『オーエス』でいきましょう。エスでひっぱりましょう。
 優勝賞品の海苔を狙っていきましょう」と親たちをまとめはじめた。
父親たちはまとまり、一切かけ声のなかった相手チームに圧勝した。



2回戦は完敗した。人数が相手よりも5人少なかった。致し方ない。

セルフ祭の影響か、仕事の影響か、ついつい仕切ろうとする自分が怖い。
とはいえ、仕事も遊びも照れずに一生懸命する方がおもしろいから仕方ない。

2014年9月26日金曜日

熱唱する白人

新世界のメインストリートで外国人が『Hey Jude』を歌っている。


音程がときどきずれる。あえて外しているのかと思ったがそうでもない。
歌が下手である。はっきりいって音痴である。
自分の歌唱力に臆することなく異国の地で堂々と歌う。すごい人である。

2014年9月24日水曜日

フォーマルな自撮り

プロフィール写真でも急ぎ必要なのだろうか、
白い背景にこだわった写真である。 (恵美須町)

2014年9月23日火曜日

砂丘の隙


 鳥取砂丘に到着する。米子から約3時間の長い道のり。鳥取は広い。
駐車場に車をとめて、ロープウェイで砂丘に移動する。


ロープウェイの大人たちがツボにはまったので以下連続で。







大人たちが足をぶらつかせている、その様がきっとおもしろかったのだと思う。




砂丘にやってきた。



植田正治を見た後なので。ついモノクロにしてみたくなる。




イスラムのチャドルという衣装が、男性の目線から女性を隠すというよりも、
そもそも砂と日光を防ぐことから生まれたことがここ鳥取で理解できる。




砂丘を駆け下りる青年たち。若いって素晴らしい。
ぼくも大学生の頃、初日の出を見ようと徹夜でここに来たけれども、
寒すぎて1時間もせずに帰ってしまった。


砂の真ん中で迷ったおっさん


娘はだだっ広い砂場で満足している。


さようなら砂丘。


そして、帰りのリフトに乗る。
鳥取砂丘から大阪まで5時間ほどの長い道のり。

2014年9月21日日曜日

大山から境港へ

関金を出発し、大山を目指す。

大山と不思議な川。


大山と牧場。大山まきばみるくの里へ到着する。  (伯耆町小林)





 


みるくの 里だけあって乳にはこだわりがある。

一見牧場にあってそうだが、あっていないカップル。
牛乳が新鮮だからか、ここのアイスは格別においしかった。



溝に入った子どもを撮る父親。



画角をひくと大山とコスモス。


近くにあって、そして長年行きたかった植田正治写真美術館へ。
建物はもうこれでもかというぐらいの安藤忠雄である。 (伯耆町須村)


大山と帽子。






特に好きだった植田正治の作品


植田正治を知らない人に簡単に説明しておくと、
鳥取砂丘を舞台に不思議な写真を撮り続けた写真家である。2000年没。

砂漠を背景の白人モデルの写真もあって、そっちの方が完成度が高いのだけれども、
素人のモデルが何だかいいんだよなあ。前衛的なのに、人間が素朴で。

植田正治作品集ではわからなかったけど、彼が育った町で作品を見ると、
地元のアートなどに縁遠い人たちを巻き込んで、モデルにして
素晴らしく前衛的な写真を仕上げていることに驚かされつつ、
慣れないモデルとやりとりをしている植田正治を想像して楽しくなる。




境港へ足を伸ばす。ここが噂の水木しげるロードである。  (本町 境港)






町を歩けばぬらりひょん


マンホールに鬼太郎。



 トイレも鬼太郎。

タクシーは目玉の親父。
真夜中に流している目玉のタクシーを見つけたら
怖くて拾うのをためらってしまうかもしれない。




幼い鬼太郎と次女。サイズ感ぴったり。
水木しげると境港、石ノ森章太郎と石巻、ちばてつやと山谷、
ゆでたまごと新世界など、漫画家での町おこしはどこも成功しているように思える。
なかなかテッパンの町おこし施策かもしれない。
いつか、原哲夫先生の育った越谷に『北斗の拳』のキャラを
有象無象に置いてほしいものである。


 
居酒屋の看板がハングルとロシア語。日本の片隅の港町のこの奇妙な国際感。
非常に気になる境港だが、時間があまりなく別の町に移動する。
この町はまた来なければならない。

ガソリンは無理としてもせめて「石油」でよかったのではないだろうかと
思いながら東へ移動する。