疲れ果てて帰るはだか
気を取り直して、祭りの後の本堂をのぞきにいく。
宝木はここから投下された。
はだかの身を守るために柱に巻かれた緩衝材もこのようにドロドロに
はだかの抜けて行った仁王門の方から境内を出ると このような店がいくつかあった。
参加者はここで「はだか」になるために着がえ、はだかになるのである。
使い捨てのはだかグッズ
はだかだった人々
中にはこのようなテントもある。
チームを軍団と呼ぶのだろうか。
無料でふるまわれていたうどんを食って帰る。
もう11時。二人の子供はぐっすり。そして、岡山市内のT家で宿泊。
本当はこんな写真を撮りたかったのだが、このアングルは本堂の上からのもの。
一般人は本堂に立ち入れない。いたしかたない。
西大寺はだか祭り、正式の名は西大寺会陽。
日本三大奇祭の名にふさわしい素晴らしい祭り。
晴れの国はこのハレを大切にしているようで
翌日はこんな写真が山陽新聞の一面を飾っていた。
どうして真面目な日本人がこんな危なくてバカみたいな祭りをしているのだろう。500年も。
祭りという器は、やはりすごい。可能性に満ちている。
来年もきっと行くだろうな、西大寺。
西大寺会陽が終わると、岡山には春が来るという。