2014年10月5日日曜日

そのまんま遠野

カッパがいた。




このカッパは太郎という。
太郎は 、女性が洗濯などで川辺にしゃがみ込むと、
水面から顔を覗かせて腰の辺りをじーっと見ていたという。


下流に住んでいる女河童に好かれており、言い寄られていたともいう。
太郎はかなりの好色であり、人間の女も孕ませた。
生まれた子には水かきがついていたそうである。 (松崎町)


 別のカッパ出現ポイントに行く途中に警官がいた。カッパでも出たのだろうか。




カッパポイントに到着。


キュウリほか様々な野菜が供えられている。
カッパは魚が好きそうな気がするのだが、ベジタリアンなのだろうか。


 近くの祠には様々なものが供えられてある。


カッパのぬいぐるみの下にはお乳のぬいぐるみがある。
カッパの神は乳の神であり、
お乳のぬいぐるみを供えて祈願すると母乳の出がよくなるらしい。

男根といい乳といい、遠野の表現はもうそのまんま。ダイレクト。
ついつい婉曲な表現をしたがる都会人、
特に西側の人間にはない荒削りなエネルギーがある。 (土淵)

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