2014年6月16日月曜日

悲しいカンヌ

 昨夜の飛行機でパリからカンヌへやっとこさ移動。
カンヌ中心部のホテルはフェスティバルがあるから空きがなく
カンヌの町外れの車で15分ほどのところに宿泊する。
会場へ行こうとバス停で待っていると少年のカバンがやばい。
今にもちぎれそう


夢中で撮っていると、iPhoneをバス停に置き忘れた。
誰かが届けてくれてはいないかと淡い期待をしたけれど
結局どこにもなく、どこかへいってしまった・・・



会場のPalais de Festivals に到着。
まずはフェスティバルのパスをもらうための手続き。
結局1時間弱は並んだだろうか。めちゃめちゃ時間がかかる。めんどくさい。

中ではエントリーされた作品のパネルがずらりと飾られている。


映像はタワーレコードの試聴器のように見聞きできる。



ものすごいオナラをしたが、まるで私ではないと言わんばかりに
動じずに食事をしている女性。


広告をあびるほど見て疲れたので外へ。
小便しているスケボーキッズ。

海はすぐそば、しかし、海はさほど美しくはない。



ヌーディストビーチと勝手に想像を膨らませていたが、しがないビーチ。
『カンヌ』それは青い海、白い砂、トップレスの女性がビーチを闊歩し、
世界中のセレブが集う場所と思っていた。
まあ、熱海だわ、熱海。大衆的でちょいと下世話な海水浴場。



夜は授賞式である。

今日は、PR部門とPROMO部門の授賞式。
自身、この2つに『商店街ポスター展』のプロジェクトを応募していた。
しかし、ひっかからず。残念である。
テレビなどでの取り上げられ方、
世の中への広がり方はひけをとってはいなかったのだが
アイデア自体が「ポスターを制作する」と他の作品に比べて地味だったところが敗因か。
他の作品はそれが世の中でどれぐらい広がったかはわからないけど、
アイデア自体は派手で新しい。

作品が落選したのと、移動のつかれと、iPhoneを失くしたのと、
日本がコートジボワールに負けたのと、でどっぷり疲れた。
きょうはついてない。早めにホテルに引き下がる。

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