2017年11月27日月曜日

能盛興の個性あふれる人々

もう1つの台南のホットスポット 能盛興工場(Neng Sheng Xing Factory)へ
入口には強烈な反核のフラッグがある。
「もう1つの福島は必要ない」という意味だ。


能盛興工場のショップカード。
音楽、藝術文化、公益、環境保全。
日本ではだいたい前者の2つだけど、
この4つがしっかりと並んでいるところが、ここならではだろう。



2階はこだわりのチョイスの本屋とCD屋で若者に人気だ。
なんと友だちのピカちゃんのCDが置いていた。
ピカちゃんはここで一度ライブをしたことがある。


ここがライブスペースだ。
2週間に1回ぐらいライブがある。


みんなで晩御飯を食べようということになった。。
「みんな食べよう We are Family」とゲストハウスのスタッフのバオバブが言う。
その辺りで獲れた野菜や雑草を煮込むので何も買っていない。

鍋を囲む人々もミュージシャン、ダンサー、アーティスト、旅のオーストラリア人、
現地に住むオーストラリア人とバラエティに富む。



ぐるっとパノラマで撮ってみる。




みんな個性豊かなのだが、特にすごかったのが写真のおじさんアクンである。
台湾の噛みタバコ「檳榔(びんろう)」をくちゃくちゃ食っている。
檳榔を食い過ぎて歯がない。眉毛と首には刺青が入っている。


「靴下はよくないよ」とアクンはいつも葉っぱを靴下にしていた。
「葉っぱはそこら中にあるし、体に優しいし、清潔だしね」
ぼくもやってみたが、葉が汗を吸わず足にへばりつくので不快であった。

ぼくが「UFOを呼んだことがある」と言うと
アクンは「よく宇宙人を見る」と言う。

自身のことを「ぼくは虚像だ」と言う。
まるで、アクン自体が宇宙人のようであった。

みんなでいろんな話したり、
音楽のセッションをしたりして、夜が更けていく。

能盛興工場には宿泊部屋もあったのでそのままここに泊まった。

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