2017年11月25日土曜日

台湾の寺院

虎尾から斗六へ向かう。途中北港なる街へ立ち寄る。
そこには北港朝天宮という有名な宮がある。
道教の寺院である。



タイルのような焼き物を張り合わせたカラフルな彫刻である。



媽祖(まそ Mattsuo)という道教の女神を祀っている。
道教の中の聖母マリアといえば近いだろうか。
人々が線香を持って熱心に祈っている。

狛犬に乗るおっさん。サイズもお手頃である。


祖父母と孫がくつろいでいる。みんなだいたい足がついてない。



寺院の門の脇で少年ががスマホゲームに興じている。

みんな寺院を公園のような感覚で思い思いにくつろいでいる。
宗教が生活に溶け込んでいる。
中国にも行ったが、こういった風景は少なかった印象がある。
媽祖信仰は文化大革命で迷信的だと判断され、
たくさん壊されてしまったそうだ。
日本統治時代も、媽祖信仰への抑圧があったそうだ。
また日本の仏教寺院とも神社とも少し異なる。
心地よい空気と感情と波動が流れている。

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