2014年12月23日火曜日

ジブリっぽい町



石仏のある臼杵の町外れから、中心街へ。
「おんせん県」と名乗る大分ならではのキャッチフレーズである。


臼杵の城下町へ。


小高い丘に細い路地がはりめぐされている。





ついついどこまでも歩いていきたくなってしまう小さな路地ばかり。


カーブミラーに瓦がついている。


歯科も江戸時代の町医者のような佇まいだ。
古い街並がほとんど現役で活躍していた。




子供の頭ほどのの大きな柑橘がなっていた。文旦だろうか。




この看板があるから、たくさんの子供に挨拶された。
しかしながら、こういうことを書いている当の本人、大人たちは挨拶してこない。




ぼくが昨年行ったパリとはかけ離れたパリ。





閉店してしまった美容室、パリ。



こちらはロンドンだろうか。






 田舎といえば、生徒と自転車とヘルメット。
しかし、いまやヘルメットにおしゃれの波が来ている。
真ん中の少年はその波に乗り遅れていたが。


まるで石仏さんが裁判を裁くかのようなこのポスター。


時間も迫ってきたので、臼杵を離れる。
石仏だけと思って臼杵にきたが、街並も非常によかった。
なんだか、ジブリっぽい。
宮崎駿の作品があと10作続けば、この町が舞台になっただろう。
城下町にありがちな、歴史的な街並はごく一部といったことはなく、
2キロ四方ぐらいが昔ながらの街並であり、
しかも、住民がまだそこできちんと生活を営んでいる。

大林宣彦監督はここで『なごり雪』という映画を撮ったそう。
映画人が愛するのがわかる、素敵な町であった。

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