2014年9月21日日曜日

大山から境港へ

関金を出発し、大山を目指す。

大山と不思議な川。


大山と牧場。大山まきばみるくの里へ到着する。  (伯耆町小林)





 


みるくの 里だけあって乳にはこだわりがある。

一見牧場にあってそうだが、あっていないカップル。
牛乳が新鮮だからか、ここのアイスは格別においしかった。



溝に入った子どもを撮る父親。



画角をひくと大山とコスモス。


近くにあって、そして長年行きたかった植田正治写真美術館へ。
建物はもうこれでもかというぐらいの安藤忠雄である。 (伯耆町須村)


大山と帽子。






特に好きだった植田正治の作品


植田正治を知らない人に簡単に説明しておくと、
鳥取砂丘を舞台に不思議な写真を撮り続けた写真家である。2000年没。

砂漠を背景の白人モデルの写真もあって、そっちの方が完成度が高いのだけれども、
素人のモデルが何だかいいんだよなあ。前衛的なのに、人間が素朴で。

植田正治作品集ではわからなかったけど、彼が育った町で作品を見ると、
地元のアートなどに縁遠い人たちを巻き込んで、モデルにして
素晴らしく前衛的な写真を仕上げていることに驚かされつつ、
慣れないモデルとやりとりをしている植田正治を想像して楽しくなる。




境港へ足を伸ばす。ここが噂の水木しげるロードである。  (本町 境港)






町を歩けばぬらりひょん


マンホールに鬼太郎。



 トイレも鬼太郎。

タクシーは目玉の親父。
真夜中に流している目玉のタクシーを見つけたら
怖くて拾うのをためらってしまうかもしれない。




幼い鬼太郎と次女。サイズ感ぴったり。
水木しげると境港、石ノ森章太郎と石巻、ちばてつやと山谷、
ゆでたまごと新世界など、漫画家での町おこしはどこも成功しているように思える。
なかなかテッパンの町おこし施策かもしれない。
いつか、原哲夫先生の育った越谷に『北斗の拳』のキャラを
有象無象に置いてほしいものである。


 
居酒屋の看板がハングルとロシア語。日本の片隅の港町のこの奇妙な国際感。
非常に気になる境港だが、時間があまりなく別の町に移動する。
この町はまた来なければならない。

ガソリンは無理としてもせめて「石油」でよかったのではないだろうかと
思いながら東へ移動する。

3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

境港から韓国(東海)を経由してロシア(ウラジオストック)に向かうフェリーがあります。
ぜひ利用してみてください◎

KEITATA さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
KEITATA さんのコメント...

なるほどそういうことでしたかー!敦賀ーウラジオ 伏木ーウラジオ は知ってたのですが、それは知らなかった!ぜひとも境港から三国巡りしてみたいです