2014年6月23日月曜日

最後の挨拶

最後の大事な儀式を行う。
昨年亡くなった母の骨をセーヌ川に流す。
パリに行きたいといって行けなかった母、結局外国自体に行けなかった母。
いつかは連れて行こうと思っていたのに、逝ってしまった。
この旅は母親との二人旅、というと大げさか。



ペールラシューズ墓地へ。



エディット・ピアフの墓参り。
母はピアフが好きだった。
シャンソンが好きで、レッスンに行き、家でもよく歌っていた。
歌は確かに上手かった。フランスにとても行きたがっていた。

「母親の骨を撒いていいですか?」
「もちろん、さあむこうで一緒に歌いましょう」

とピアフも言ってくれていたので。墓の手前の花壇に母の骨を撒く。


最後はプルーストにさようなら。
花とか忘れちゃったよ、マルセル。
今度くるときはいろいろ持って来るからね。 (Pere-Lachaise)

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