2014年6月19日木曜日

男臭い街

カンヌから西へ。列車はコートダジュールの美しい海沿いを走り

内陸に入り、ブドウ畑が広がる美しい田園地帯を抜けて、山肌が露出した乾いた地域に入る。
マルセイユに到着。  (Saint- Charles)


マルセイユ駅は丘の上にある。広がるパノラマ。これまたきれいな街に来たものだ。
 (Saint- Charles)






駅を下り、ホテルがある徒歩10分ほどのガンベッタという地域へと移動する。
戦後か、というほどにみんなが街頭でワールドカップを見ている。


見ているのは全員が男。しかもアラブ系とアフリカ系がほとんど。
しかもなかなか小便くさい。
今まで来た街とは確実に空気が違う。 (Chapitre)

ホテルにチェックインし、郊外へ移動する。
いくつかのバス停にはかぐや姫のポスターがあった。
フランスでは6月25日に封切りだ。

それにしても降りる駅を間違った。道に迷う。
iPhoneは失くした。場所が郊外なのでガイドブックに地図がない。
人気のないマルセイユを歩くこと1時間、日が暮れてくるとともに不安も募る。 (8e)





もう道路標識だけをあてにしてようやく辿り着いた。 

TABI SUSHI。

ぼくの友人アチャコさん、の、友人いっぺいちゃんがやっている寿司屋さん。
寿司は日本のいいお店と変わらないし、
前菜のナスの煮浸しのダシのうま味なんか、舌が心底もとめていたよう。
久しぶりの豊かな和食に疲れが吹き飛ぶ。  (8e)





大将のいっぺいちゃん。
15の時に、熊本を出て、アメリカでヒッチハイクの旅をして
そのまま十数年旅し、マリ滞在中に出会ったフランス人に誘われて
マルセイユにやってきた。少し滞在するつもりがもう12年、
なんだかんだと寿司屋をしているのだ。

この後、いっぺいちゃんの家で日本VSギリシアを観戦。
ギリシアが1人退場したのに、引き分ける。
ストレスの多い試合であった。ホテルに戻り、寝る。

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