2022年4月16日土曜日

最後の猥雑な大都市

埼玉の大宮へ。初めてきたがとってもぐちゃぐちゃだ。

風俗街も昼から元気である。

看護婦という名前の風俗店。

昭和な外観のクレープのお店。いまどきの若者が並んでいる。

夜も非常に猥雑だ。大宮は、日本人の店に加えて、中華系、フィリピン系、タイ系と外国人のお店も多いのが他に街にはない特徴だ。中国系はどこにもあるがタイ系が多いのは珍しい。

こちらは大宮の24時間開いている喫茶店「伯爵邸」。お店の前に置かれたベンチにネパール系のようなおじさんがくつろいでいる。先のクレープ屋さんといい、個人のやっている個性あふれる名店が大宮には多いように思える。

風俗街の中の夜が更けても開いている囲碁のお店。日本の大都市はだいたい回ったつもりでいたが、大宮のような猥雑な大都市がまだあったとは。私はうれしくなった。そして、もう自分が行っていない日本国内の「猥雑な大都市」はなくなってしまったのだろうという寂しさもあった。

(大宮)

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