2019年10月4日金曜日

姉妹商店街へ


2018年3月25日、
我らが新世界市場は台南市の正興街と姉妹商店街契約を結んだ。
(その時の記事はこれ http://keitata.blogspot.com/2018/03/blog-post.html

その時、交わした条文はこれである。

我々、大阪の新世界市場と台南の正興街は互いに国が違えど、地域をユニークなアイデアで活性化してきたということを認識し、野良猫が多いという共通点を持つことを深く心に留め、互いの関係性の発展、互いの交流による日台関係の深化、ユーモアと斬新なアイデアを以って地域を元気にするという我々の方法が全世界に広がって行くことを強く望み、以下の条約を締結する。

1.互いの人材を積極的に交流させる。2.互いの物品を積極的に交流させる。3.互いのアイデアを積極的に交流させる。4,互いを助け合う。5.互いを愛する。


契約は履行されなければならない。




夜、正興街に到着するとさっそく歓迎がはじまる。
ただでさえうまい台湾料理のその中で特にうまい台南料理の人気店の
シェフが3人もいるから、もう食うたびに至福が訪れる。



この前渡せなかった友好の品「ビリケン像」を代表のエリックに渡す。
正興街の仲間たちと語る。
先の記事を見てもらえばよくわかるのだが、
彼らはおもしろいことをたくさん仕掛け、町外れの商店街を活性化させた。
その結果、付近の家賃の高騰を招き、自身の店を閉めざるを得なくなった。
いわゆる、ジェントリフィケーションというやつである。
新世界市場もそれが起こりつつある。
どのようにそれに対処していくのか、答えは見つかっていない。
ただ、社会や地域に強く関わりながら「楽しいこと」をする、
ということだけは共通していた。


(正興街 台南)







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