10月31日、ハロウィンの日である。
ぼく自身としてはハロウィンは、クリスマスと同じく
どうしてキリスト教徒でもない日本人が大騒ぎをするのかと懐疑的ではあったが、
とりあえず写真は撮りたいと心斎橋へと足を運ぶ。
もちろん、仮装は封印している。
駅から降りると早速仮装の準備をしている女子たちがいる。
心斎橋筋商店街はもうえらいことになっている。
普通の人3割、化け物が7割ぐらいだ。
極めつけはこのドナルドだ。
マクドナルドの前にきちんと陣取っていた。
勝手に客をマクドナルドに誘導している。
えびす橋では人が飛び込んでいた。
もう結構寒いというのに。
なかなか上がれないからまわりの人間が助ける。
アメリカ村の方に移動する。
変な人間たちは途切れることがない。
三角公園付近はもうフィーバー。
住所をペイントしている者。
ほぼ裸の者
ずっとシャンプーしている若者。もう結構寒いのにみんな裸同然だ。
可愛い子がたくさんいる。
三角公園の中ではボクシングの試合が行われている。
岸和田の若者たちがだんじりもないのに、エアーで曳いている。
女子暴走族のグループ。
今、話題の金総書記。軍事演習とハロウインの模様を観察しているようだ。
そこにトランプの集団がやってくる。
ばったり、イギリス人の友人ガイたちと会って、
みんなでゾンビになろうや、とぼくもメイクをする展開に。
のってくる、友人ガイ。
3人ふらふら歩いてると本当にゾンビのよう。
外人チームはセクシーな女の子を見るたびに「Holy Bitch」と叫んでいた。
夜中の2時も回ったのでそろそろ帰ろうと心斎橋筋の方に向かうと
まだまだ人がやってくる。
夜中のマクドから出てくる新婦。
そして、派出所には警察のコスプレをした若者たちがいる。
もうめちゃくちゃだ。
ハロウィンのイベントのすごいところは主催者が誰もいないということだ。
つまり、責任者がいない。だから、誰も怒れない。
主催者側だと、暴力、騒音、わいせつ、客のマナー、警察への諸連絡、
役所への届出、などもうケアしなくてはいけないことがありすぎて、
きっとスタッフ100人いても足りないだろう。
ハロウィンは責任者も主催者もいないから
誰も責任を取りようがない。
警察は行き過ぎた個人を怒るしかない。
だからか、みんながめいめい自由に楽しんでいる。
大阪、まだまだ元気だ。
ぼくは御堂筋からタクシーに乗って家に帰った。
この夜はこんなやつばっかり乗せているのだろう。
タクシーの運転手はぼくの顔に一切触れなかった。
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