2015年4月10日金曜日

アートの境目

広島のアンダーグラウンドでやることやりきって
飛田新地のど真ん中に引越してきた
永遠のアングラ少女、アインちゃんをナビゲーターに
広島ツアーにやってきた。一発目がこれである。


町中に突然現れた色彩の攻撃。
「ひめじや」という酒店である。


ほとんどがペットボトルのキャップで作られている。


店内にも入ってみるとこれ。
食品パッケージによる上質のコラージュ。


店の前にとめられている車の前面にもキャップがある。


後ろにもキャップが

そして、よくみると、おじいさんが乗っているではないか!
しばらく気がつかなかった。

中もなかなかすごいことになっている。
タバコ置き場、ネジ置き場、お菓子置き場などが作られている。
きっと、おじさんは長時間ここにいることが多いに違いない。




おじいさんにいろいろと話を聞いてみた。
おじいさんはもともと絵描きになりたかったが
大学に進学するお金もなく実家の家業をしながらこつこつ絵を描いていた。
(写真いちばん上の右中央にある女性の絵は
 おじさんが若い頃描いたもの)
油絵もやろうにも画材でなかなかお金がいる。
そこで思いついたのが道で拾ったものを作品にするということだった。
アートとそうでないものの境目とは何か。 (栗原東 尾道)




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