滋賀県米原市朝妻の筑摩神社にて1200年前より行われている奇妙なお祭り。
場所は、滋賀県米原市筑摩神社付近。
琵琶湖沿いの道に、神社へと向かうこのような行列が数百メートル続く。
しかし、神輿の下にはクーラーボックス。
ゴミ箱も吊り下げている。
衣装はびしっと決まっているのにスマホ
交通を整理しなければならないおっちゃんも飲んでいる ゆるい ゆるすぎる。
キリスト教と神道の戦い
ザ・笙ズ と名付けておこう。
ようやく目当てのものに出会えた。
この祭りの主役でもある鍋を被った少女。
なぜ、鍋をかむっているのか。その由来を説明しておく。
その昔、女性は経験した女性の数だけ鍋を被らなければならなかった。
昔は、男女関係がおおらかだったからなのか、
逆に風紀の乱れを戒めるためだったのか、伊勢物語でもこんな句がある。
近江なる 筑摩の祭 とくせなむ つれなき人の 鍋のかず見む
訳)はやく近江の筑摩の祭りをしてほしいな。つれない人の鍋の数を見たいよ
江戸時代、ある女がそれを守らず鍋の数を減らして頭に載せ行列に加わったところ、
神罰が当って鍋が破れて落ち、村人の笑い者になった。
女は恥ずかしさのあまり、宮の池に飛び込んで死んでしまった。
これを知った藩主の井伊の殿様は
「不幸な者を見せしめにするような祭りは神の心ではない」と中止させた。
村人は伝統の祭りが絶えるのはさびしいと願い出て、
以来、数え年八つの幼女にすることで許しが出て、現在に引継がれているのである。
現在ではこのような醜い男女の関係を表現するものではないが、
それでもそばには羽織袴の男衆が竹の棒を持って警護している。
参照元:http://achikochitazusaete.web.fc2.com/maturi/nabekan/0503.html
あどけない少女たち
稚児たちは琵琶湖沿いを歩く。
琵琶湖が背景なので絵になる。
ザ・笙ズ これをアルバムジャケットにしたい
ABBEY ROADならぬ県道2号線を渡る
筑摩神社に到着。
後ろからみるとこんな感じ
男の子たちのラフにかぶった烏帽子がエミネムのようであった。
双子であることが恥ずかしくなり始めた双子たちも見守っている
祭り中のスマホはやっぱりあかんて
稚児たちは境内にあがり
かき氷をたべる。
以上、適度にゆるい 鍋冠祭。
江戸時代以前の形の鍋冠祭をアダルトビデオの企画ものでやってほしいものである。
1000以上の鍋を被る女優が現れたりするのであろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿