2014年1月11日土曜日

牛久大仏

翌日は三連休の初日、せっかくなので出張を利用して小旅行である。
茨城県牛久にやってきた。駅前のロータリーにはスカーフをまとった
イスラム女性が10人ほどいる。バスを待ちながらナンを食べている。
白人っぽさと、アジアが混ざった感じ、イランあたりだろうと思われる。
しかし、一体、なぜ。入国管理局があるからだろうか。




牛久に来たわけは写真中央にある。そう、牛久大仏を見るためである。




大仏のありがたい姿に運転手の上野さんがお坊さんに見えてきた。


ついに到着する。でかい。そして、周りになにもない。雲でさえも。
まるでタージマハルに来た時と同じ種類の興奮を覚える。


これがタージマハルに来た時の写真。わからなくもないでしょ。


と思ったらインド人。インド人もきっとそう思っているに違いない。



真下からの大仏さん


真後ろからの大仏さん



大仏内部に入る。中はいいにおいがしてサイケデリックである。






上のフロアには大仏建造時の写真が展示している。まるでメカ大仏のようである。あまりに写真がよかったので写真集を買ってしまった。1300年前の奈良の大仏建造時の写真はないだろうか。ないか。


このように大仏はかなり大きい。

景色の奥は霞ヶ浦だが、金網がとても残念である。


大仏の胸のスリット(上から6枚目の写真を参照)から眼下を臨む。
こちらは金網がなかった。


下のフロアへ移動する。おばはんは淡々と大仏の説明をする。
一体、何度この話をしたのだろうかと、気になった。

このガイドの輪廻から抜け出せる日は来るのだろうか。



エレベーターをおりる。今度は違った種類のサイケデリック!

写経コーナー、ここもサイケデリックである。

写経をするカップル。女性の姿勢のよさに目を奪われる。







書き初めの数々が展示されてある。本気もボケもある。

書体といい、意味といい、これが一番よかった。

大仏内部に1時間以上いたのではないだろうか。
外の光は弱くなっていた。

仏に映り込む大仏。

その横ではおばちゃんが四足歩行の動物のように草刈りをしている。

土産物コーナーではみ仏の値段とありがたみがダウンしていた。

さようなら、そして、ありがとう大仏さま。きれいな空と大仏さまとに心が洗われる。

牛久駅へ戻る。駅前のスーパ—のフードコーナへ。
ここには大仏の清々しさもなく、遅めの昼食を食べた後、東京へ戻った。