2013年10月13日日曜日

OSAKA FELABRATION

本日はFELABRATIONなるイベントに行く。
今はもう故人となってしまったナイジェリアの偉大な歌手、フェラ・クティの
誕生日を祝うイベントである。これは大阪だけではなく
東京・NY・ロンドンなど世界中で行なわれているイベントなのである。
セルフ祭に何度か出てもらっている afrofunk dancer "yemAya"の誘いで
出演することになった。音楽やダンスのパフォーマーとしてではない。
「フェラ・クティ ものまね大会」の参加者としての出演である。

モノマネができるかどうかはともかく、フェラ・クティはアナログのBOXセットを
持っていたほど好きであったので、フェラに関わるイベントは興味をそそった。

これがフェラ・クティの生前の姿である。
音楽もめちゃくちゃかっこいいのだが、
常に弱者の味方であり、政府の抑圧に負けずに常に
激しいメッセージを発してきた姿もまたかっこいい。
こんなフェラ・クティのモノマネを一体どうすればよいか、非常に悩んだ。
DVDも持っていたので何度も見た。Youtubeの映像もかなり見た。









もしもフェラ・クティのICOCAのチャージがなかったら
もしもフェラ・クティがラーメン屋だったら

といったネタを数回、音楽にのせてやる。
結果はなんと優勝。
「あらびき団かなにか出てますか?芸人さんか何かですか?」と言われ、
とてもとてもうれしかった。

写真はどうみてもボビー・オロゴンである。
フェラ・クティの肌の色はもう少し薄い。ファンデーションの色を間違って購入した。
イベントの当日に駆け込みで購入したのでじっくり選ぶ時間がなかったのである。
こういった仮装グッズや舞台用化粧品までを売っている「桂や」というお店が
なんばにあり、店員のおばさん曰く
「最近ね、余興のギリギリで買いにくるお客さんが多いんですよ」とのことであった。
そんなに芸や仮装の機会が多いのだろうか。
仮装・変装に困ったら「桂や」がおすすめである。


大阪アフリカンシーンを引っ張る二人、ayaとayaに挟まれての撮影。
デニムシャツ、そして、女性に囲まれることはフェラっぽくもある。




yemAya率いる Oremiのショー、セクシーである。ただただセクシーである。


最後はA.E.O (Afrobeat Eat Osaka a.k.a bami Eda Osaka)のライブ。
フェラ・クティのカバーである。
まさか大所帯のバンド編成のフェラ・クティの音を生で聴けるとは思わなかった。
すばらしかった。きっと天国のフェラも喜んでくれていることだろう。
そして、ぼくのモノマネも笑ってくれたことだろう。
ありがとう、フェラ・クティ。あなたがいたからこそ出会った人々がたくさんいた。








会場を出てすぐの高架下には人々が寝ている。
「なんでCECIL McBEEやねん!」と突っ込みながらの撮影。

アフリカの余韻が、フェラの余韻が、ああ・・・    (天満橋)