ここでやるしかあるまいてー!と大興奮。
つぶれたフジカラーのお店で
デジカメで撮って自分のEPSONのプリンターで出力したものを
展示するというのが、アイロニックでたまらない。
段ボールが虫食いになっているのは中に住んでいるおじいちゃんのため。
時折、ガラガラガラとシャッターが上がりおじいちゃんが出てくるからである。
写真は段ボールに貼付けているだけ、
写真にライティングは全くされていないけれども、とてもいい会場。
「寝てる人」を展示するのにふさわしい「寝てる」商店街だった。
ぼくの展示以外にも様々な展示があり、店も出て、
商店街全体がコタケマンの手により空間演出されて
100メートルほどの半分シャッター商店街が活気を帯びた。
その活気は悪魔に魂を売って得たような、悪夢のような商店街・・・
首もとには女の子の写真があったので「お子さんですか?」ときくと
「これね、里子でね。僕モンゴルの貧しい子らの里親になっとんのや」と。
「車椅子、めっちゃかっこええですやん」というと
「これ、ぜんぶ自作なんや、ええやろ」
こういうおっちゃんが写真を見てくれるというのはこの場所ならでは。
ギャラリーで展示するとなかなかこうはいかない。
なかなかいい感じになってきた。明日はもっと盛り上がるはず。
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