2014年11月3日月曜日

類い稀なる幸福

ペアルックのカップルが遊んでる。


市民公園の芝生がアルプスの高原であるかのように、
2人は仲睦まじく遊んでいる。




特に、キスをするわけでもない。抱擁したり、ただ笑ったり。
年頃、高校2年生ぐらいだろうか。
人生の類い稀なる時期に、
類い稀なる恋愛をすることができた人間だけが
とても短い期間にしか享受できない幸福がそこにあった。

自身は味わうことが で きず、
これからも味わうことのできないタイプの幸福である。
うらやましくて仕方がない。 (昆陽池 伊丹)

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