2014年3月9日日曜日

ROADSIDERS GO TO ROADSIDE

本日はROADSIDERS' weekly オフ会 in  大阪。
都築さんが新世界にやってきた。
通天閣の下に辿り着いた都築さんを迎えにいく。
そう、都築さんとはじめてあったときも通天閣の下で待ち合わせをしたのであった。
あれから半年、まだぼくの連載は奇跡的に続いている。

新世界市場ピカスペースにて集合。
釜ヶ崎ツアーへ出発前に、釜ヶ崎の生き字引、水野阿修羅さんの諸注意。


ツアー開始。新世界から釜ヶ崎へ移動
関西だけではなく関東、四国、九州から来たROADSIDERSが大阪のロードサイドへ。
阿修羅さんは要所要所でディープな説明を加える。

場所があまりにあまりだったために
完成して分譲しようとしたが、一軒も売れなかったライオンズマンション。

釜ヶ崎へ移動すると素晴らしいゴミ。
釜ヶ崎の要所をじっくりと堪能した後に、飛田新地へと移動。
女性の参加者も少なからずいるのに、みんなを連れて行った阿修羅さん。
その甲斐あって女性の参加者は飛田新地にいたく感動していた。


戻ってからはトークショウ。
都築さんがピカスペースでしゃべっているということに感慨を覚える。



前に都築さんが新世界市場に来たときは、澤野さんという素敵な大人と
出会ってとてもうれしかったけど、
今回は、都築さんと阿修羅さんという素敵な大人が会ったことがとてもうれしかった。

水野阿修羅さんは釜ヶ崎に住んで四十数年、日雇い労働者として暮らしながらも、
独学で大阪の街の歴史を学んだ。
それは、頭でっかちなものじゃなくて、自分の目と足と経験で裏付けられているから
中沢新一よりもおもしろい。まさに市井の賢者。
著作もあるので興味ある方はぜひご一読を。
以下の著作は内側の目から釜ヶ崎がわかる良書である。

「その日ぐらしはパラダイス」 水野阿修羅



新世界市場の常連キッズ、ガクは最近
「人は死んだらどうなるのか」についてずっと考えている。
図書館で様々な本を読んで辿り着いた結論を、今、まさに説いている。
しかし、まさにこのときはぼくのスライドショー数分前、まだスライドができていない。
ガク、とてもいい話だが今はやめておくれ。今度またゆっくりきくから。


























ぼくは『隙ある風景 ROADSIDERS' remix 新世界・釜ヶ崎』篇ということ
で、新世界、釜ヶ崎で撮ったものを集めてスライドショーをする。

アインちゃんは案山子ベスト20を発表。


最後は、宴会。
女装ができるスナック 「わがまま広場 愛ちゃん」へ。
普通においしいご飯を食べて飲んで、カラオケをしているだけでは
ママの愛ちゃん(写真左)は許してくれず、
男性客を愛ちゃんが女性へ変えていくのである。




最初に恥ずかしがっていた人も、女装が完成すると超ノリノリ。
服を一枚一枚着るごとに、羞恥心が一枚一枚脱げていく。


もちろん自身も女装する。


なんとこの日はROADSIDERS' weeklyの執筆者であり、案山子家であり、
広島から単身、飛田新地のど真ん中に引越してきたアインちゃんの誕生日である。


みんなからおめでとうと言われても、固まった笑顔で終始うなずくだけ。
人に祝われ慣れていない、奥ゆかしいアインちゃんであった。

























最後はみんなで記念撮影。
ROADSIDERS' が一癖も二癖もあるからか、読者の方も一筋縄ではいかない人が多い。
きっとこのメンバーで仕事をしたらややこしいに違いない。


お客さんが引けたあとも、ひとり歌う愛ちゃん。本当に歌が好きなんだなあ。
いやあ、楽しい一日だった。

もし釜ヶ崎ツアーに興味を持った方々は
過去のツアーの模様をぼくがまとめているので、こちらをみていただけたら。
http://keitata.blogspot.jp/2012/08/blog-post_15.html

ROADSIDERS' weekly 本当によい雑誌です。
2割ぐらいは自分が寄稿しているから言っているけど、
寄稿していなくとも勧めているはず。
写真、アートが好きな人は本当に楽しめる内容。興味あればぜひご購毒を。
そう、毒を読む感じ。人間が生きていく上でどうしても出ててしまう毒。
猛毒もあれば、ぴりりとおいしい毒もある。
毒気のない既存メディアに飽き飽きしている人は是非。

http://www.roadsiders.com

さて、次はどこでオフ会なんだろう。

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