2014年1月26日日曜日

休めなかった休日


IKEAへ家具を買いに行く。
大勢の客が行き交う衆人環視の中、少し恥ずかしそうにマットレスの寝心地を試す人々。
これは『寝てる人』コレクションに入るのかどうか微妙なところではある。






こちらの親子は家のようにくつろいでいる。
これだけくつろげるということは、良いマットレスなのかもしれない。


IKEAの子ども用の家具売り場の片隅には、
その商品で実際に遊べるようなスペースが設けられている。
ブランコやすべり台、回転イスなどがあり、ちょっとした児童公園のようだ。
そこで子どもは遊び、親はまわりで子どもを見守る。
子どもたちがはしゃぎ回る中、大人たちの目はみんな死んでいた。
みんな人ごみと長い買い物で疲れきっているのだ。
ぼくも死んだ目の大人のひとりであった。

週末のIKEAには来るものではない。平日よりも疲れた休日であった。