2012年11月3日土曜日

セルフ祭 5


さてさてセルフ祭当日 。
初めは人はまばらだったがだんだんと入ってきた。(写真BANRIさん)

今回は、名村造船所跡地という造船所跡を改築したアートスペースが会場。
会場は海沿いの何もない場所、場所に濁らされることなく
いつものセルフ祭のカオスがシャープに出た。

写真は、顔面に泥をぬったはんさんが打楽器をたたく。
まるで地獄の黙示録のカーツ大佐のようである。



はんさん、ぼく、ほか、20人ぐらいが叩く太鼓の
リズムに合わせて踊るのはゴウくん。
儀式めいたトライバルなダンスがとてもよかった。 (写真BANRIさん)




娘もともに太鼓をたたく。
いつもドン引きで早く帰りたくて仕方のない様子の娘が
今回初めて楽しんでいる。
もう、パパ、これだけで感動です。



ぼくはこのように写真を展示をしたり

 
銃を撃ったり、悪口を書いたり。




 神輿でライブ会場に突っ込んだり。




赤犬のメンバーを神輿でかついで会場を回る。

赤犬ほか、もう見たいバンド、聴きたいDJがたくさんたくさんいたのに、
神輿の準備やら、自分のパフォーマンスやらで、全く聴けない。
ようやく時間が空いたときに見た
大好きなボアダムズさえ、落ち着いて聴けない。
見せる側から見る側へのスイッチというのは
なかなかすぐに切り替わるものではないようである。

ああ、次は客として純粋に音楽が聴きたい。






会場には相変わらず変な人がたくさん。
何よりすごかったのが上2枚の写真( BANRIさん撮影)の谷内一光くん。
いつものペンキぶっかけパフォーマンスだけでも強烈なのに、
今回、なんと、十数年伸ばしていたという髪を切った。
 
そして髪の毛を絵筆に描く。 (写真BANRIさん)



 クライマックスは、オオルタイチの”生”セルフ音頭。 (写真BANRIさん)



オオルタイチVJブースからの風景 (撮影 SphinkS さん) 

以前、オオルタイチくんがセルフ祭のために作ってくれた曲を今回生演奏。
セルフ祭メンバーも曲が始まると同時に神輿でつっこみ
輪になって観客全体を巻き込み踊る。
この曲を作詞したのは実は、ぼく。
自分の携わった曲で、会場のみんなが幸せそうに踊っていたり、
中には口ずさんでいる人もいて、
もういろんな幸せが重なった至福の時だった。  (写真BANRIさん)

以下に一曲まるまる入った映像があるので、
ぜひみなさまも踊ってください。



 

はちゃめちゃに踊った後に記念撮影。みんないい顔をしていた。



そして祭りは終わった。
写真手前は一光くんの髪の毛筆。

前回は中止になったけど、今回は無事成功。
内容そのものもよかったように思える。
大阪でここ数年いいイベントを作り上げてきたバクトの力も大きかった。
セルフ祭はそこに上手にのっかることができた。

ただ、客層はコアな音楽好きに偏っており、
本当にセルフ祭が広がっていくかどうかはまだまだこれから。
そろそろちゃんとした町を舞台にやらなくては。
さあ、やるぞ。