2012年6月29日金曜日

大学は大きなものを学ぶところ

今日は中央大学で講義。
商学部の飯田ゼミにお世話になっていて今年で3回目の講義であった。



 『ぼくがこの講義を聴いていたら今頃スターだったのに』
というのがこの講義のタイトル。 寝てばかりいた学生生活を振り返り、
もっとああしてたらよかった、こうしてたらよかった、ということを丁寧に教える。



後半は課題「自分のCM」を添削。






講義終了。
2限連続の長時間講義ながら、みんな熱心な顔で聴いてくれた。
自分でいうのも何だが、とてもいい講義だったと思う。

広告ゼミであるし、広告界の人間として私は呼ばれたわけではあるが、
広告論や、広告の作り方を語るのは極力さけた。

学生にはもっと大きなことを教えたかった。
もっと学生には大きなことを学んでほしかった。
いかに、学生生活を有意義に過ごし
大いなる人間になってほしいか、そういうことを説いた。
ぼくが学生の頃にそういうことを誰かに言ってほしかったように。

大学というのは大きなことを学ぶためにある。
大学を卒業して十数年、今、切実にそう思う。





講義の後は飲み会へ。
二十歳のみんなはビールで、下戸な私はひとりウーロン茶で乾杯。
講義で築いた威厳は崩れ去る。


最後に、胴上げされる。
胴上げなんて結婚式のときもされていなかったような・・・

教えるたびに、
私は学生に教えるだけの大きな人間であろうかと自問自答する。
いかんいかん、もっと大きくなっておかなければと。
たまに、教えることはいいことだ。自分がきりりと引き締まる。

学生のみんな、ありがとう。
教えを守って実りある大学生活を送るんだよ。
そして、スターになるんだよ。






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