2021年11月30日火曜日

創作の波状攻撃

須崎の先っぽにあるちびっこ島木彫り館。地元の人にぜひ行った方がいいといわれてやってきた。到着するといきなりの衝撃。











各県のゆるきゃらが勢揃いしている。一応、並んでいるものは全部がんばって撮影した。
次に並んでいたのは坂本龍馬だ。



野球をしていたり、工事現場のヘルメットをかぶっていたり、サングラスをしていたり、すべて坂本龍馬である。都道府県キャラを撮るのに疲れてしまって、撮るのを横着してしまった。

そして、建物の中へ入る。平日の昼だからか誰もスタッフはいなかったが、自分でブレーカーを上げて券売機でチケットを買うといいと教えられた。その通り中へ入る。








彫刻のクオリティはさておき、その圧倒的な創作量と創作意欲に衝撃を受けた。ごちゃごちゃ考えずにうちから湧き上がる作り続けろと、この木彫りは私に語りかける。

(浦の内 土佐市)

2021年11月29日月曜日

須崎の隙

休憩中にガラケーを見る警備員。須崎に入る。


街をぶらぶらとする。土にうまったおじさんはシビアな商談をしていた。


小さなボートが陸に上げられている。


この赤いベンチでひなたぼっこをするのだろう。

漁港では釣り仲間がわきあいあい。



まるで天国に向かっていくようなおばあさん。時間がゆっくりと流れていてシャッタースピードもなんだかゆっくり。

(須崎 高知)

山から海へ

四万十町の太陽の眼は標高300mほど。それから15分ほどで一気に海へと出る。中土佐町の久礼へ。太平洋沿いの小さな町。一気に太陽の力が増えた。ここは想像していた高知に近い。久礼八幡宮へお参りに行く。


神社にはかつおのたたきの奉納がある。さすが土佐の神社である。

四国の山は急勾配だ。山からいきなり海へ。海からいきなりい山へ。四国のおもしろさは平野部の豊かさと山間部の厳しさのギャップなのかもしれない。


海沿いの道路はカオス。いつも思うのだが、漁村は公と私という概念がなく、道に洗濯物が干されているである、下着などもすべてお隣さんに丸見えであり、老人はまあいいとして年頃の女性などいた場合はどうするのだろう。




(土佐久礼町)

2021年11月28日日曜日

窪川の隙


四万十町の中心、窪川へ。街の入口がダイナミックな三叉路でもうたまらない。

四万十町窪川の町を散歩するとすごい看板がある。聞くところによるとここ以外にもいくつかこの看板があるそうですっぽんを確かに買い取ってくれるそうだ。四万十川にすむスッポンを売りに行くのだろうか。

天使が光を帯びている。



おばちゃんのパーマがブラインドと重なって美しい。





窪川の名所ジャズ喫茶「淳」。開店間際とあってBGMはテレビだったがハービー・ハンコックに変わって店が締まった。まるで店そのものが焙煎されたかのようだった。

窪川を少し散歩しただけでこの撮れ高。まだまだ掘っていきたい町である。


(窪川 四万十町)


 

2021年11月27日土曜日

隙ある風景 in 四万十・太陽の眼 2

今回の展示はスペシャルなことがあった。店主の今井綾花さんが「ホリグチさんとコラボしてみたら」ということで、ホリグチさんとコラボ作品をつくることになったのであった。


まずはペンケースの服の柄に私の写真。









こちらは写真をコラージュしたポーチ。








人形の世界の1つずつに私の写真が散りばめられていた。自分の作品に新しい命を吹き込んでもらえたようでもうそれは夢のようだった。ホリグチさんに「どうしてコラボしてくれたんですか」と聞くと「うちの作品とあんたの写真がなんか似とるんよ」と。どこがどう似ているかはわからなかったが、似ていると言われてとてもうれしかった。