早朝、河北新報社集合。そして、女川へ。
ポスター展は西台から女川へ。
伊丹の商店主が作ってくれた切符を握りしめてやってきた。
バスの中はポスターを作った制作者たち。
みんな静かである。緊張しているのか。朝が弱いのか。
ひとり朝に似合うのは東北芸術工科大学の学生、柴田君。
はじまりました、女川ポスター展贈呈式。ぼくは気合いをいれて挨拶をする。
司会進行のアナウンサーの高山さんと記念撮影。
テレビ番組にありがちな芸人とアナウンサーという構図のようである。
女川のホテル、華夕美のホールにて贈呈式が始まった。
みんなが思いを込めたポスターを直接手渡して行く。
ポスター展は都合4度目だが何度見てもここは感動である。
他の人の作ったポスターを見るのが制作者たちもうれしそう。
女川の商店主たちもすごく笑ってる。
本当によかった。
ギリギリまで実は不安だった。
女川の人たちがこれを笑えなかったらどうしようと。
やっぱり大きなことがあっただけに、笑えない人もいるのではないか。
心の片隅にずっと不安が巣食っていた。
女川の人が笑ったとき、肩の荷が随分軽くなった。
このプロジェクトの成功が見えたのである。
他のお店のポスターをが気になる商店主。
これもポスター展の常である。。
会場に来れなかった人たちは直接お店へ持って行く。
雪が降る中の贈呈だ。
ぼくがいちばん好きだったポスターはこれ。
これがぼくが感じていた女川をすべて1つに表していたように思えた。
木村電器商会のお母さんがまた
「うちはいつでも明るく元気です」って涙ぐみながら言うものだがら
こちらも涙ぐむしかないではないか。
最後はみんなで記念撮影
自身の髪型に違和感があること以外はすべて最高である。