2020年8月30日日曜日

安さを求めるカップル


 スーパーの閉店セールにペアルックの2人


(大正 大阪)

2020年8月3日月曜日

商店と顧客


 帽子屋の前の帽子をかぶった二人。


(土手町 弘前)



2020年8月2日日曜日

ローカルの彩り

雨宿りをする。
黒石のメインストリート、こみせ通り。


そこにできたIRODORIというお店


そこには彩りあふれる灯籠や

うちわがずらり。
これ、ねぷたの紙を再利用。

黒石ねぷた オフィシャルサイト | 黒石ねぷた祭りの公式サイト 黒石ねぷた祭りは青森県無形民俗文化財にも指定されている地域に密着した伝統あるお祭りです。  7月30日から8月5日まで開催され、7月30日と8月2日は50台以上のねぷたが市内や近郊町村から集まり合同運行を行い ...
黒石のねぷたが終われば、その紙は毎年捨てられるそう。
それをトリミングして商品にする。




作ったのはこのゆるいおじさん。
黒石出身で現在弘前在住のデザイナーの木村さん。
お仕事で一緒にしたのもあって、お店がオープンしたてにやってきたのだった。
デザイナーの木村さんだからできる絶妙のねぷたのトリミングや
レイアウトなんだろうな。
黒石のIRODORI でいろいろ買ってしまった。

ローカルに住むデザイナーやクリエイターが、
広告やグラフィックデザインに囚われず、お店を始める。
イベントを立ち上げる。その結果、ローカルが盛り上がる。何かが生まれる。
これってとってもクリエイティブなこと。

都会のクリエイターたちは広告賞を獲った。カンヌ獲った。
Twitterののフォロワーがめちゃくちゃいる、リツイート数がすごい
あの有名企業をやっている、といったことに注目が集まったり、
それが勝ちみたいな風潮があるけど
ポスター、映像、WEBの中で完結してたら、二次元超えてないわけである。
都会とローカル、どっちがクリエイティブなんだというのは
ローカルを回っているここ数年思っていること。

ぼくはローカルの人々のクリエイティビティに憧れる。
それを大阪という都市でやってみたいのである。


岩木山とカラフルなおばさん

青森の夏の風物詩 ちりんちりんアイスとそれを売るおばさん。
雪国で基本色が少ない津軽で、カラフルなものといえば、
りんごとねぶたとチリンチリンアイスのおばさんである。


岩木山神社へ。入口から完璧である。
山が御神体なので鳥居や社殿も岩木山の山頂の方角にあわせて作られている。
ちなみに私は岩木山が雄大で本当に好きなのである。
Instagramで「 #岩木山」をフォローしているほどに。
晴れた岩木山をおかずにご飯2杯ぐらいは食べられそうだ。


桜井市にある大神神社も三輪山が御神体である。
弘前市といい、桜井市といい、
山が御神体の神社がある自治体の仕事を担当している。
富士山を御神体とする浅間大社のある富士宮市で仕事ができれば報告したい。




 

名もなき山中

日本海から山中へ入る。
関西の荒廃とは違った種類の荒廃がある。


石を販売していて、欲しい人間は電話しろということか
石という名前の人の家なのか。


大量の丸太が山中に置かれてある。
それはアート作品のようである。

誰もいない山にいるからか、
寄れば寄るほど頭がおかしくなっていきそうである。


 

2020年8月1日土曜日

コロナ地蔵

マスクはしているがソーシャルディスタンスはとっていない。

静かに、この状況を受け止めている地蔵もあれば、

血気盛んな地蔵もいる。
本州の北西端、青森の深浦でもコロナの影響は出ている。

(円覚寺 深浦 青森)



津軽の海辺

久しぶり遠出である。津軽の西海岸へ。
短い夏を家族が楽しんでいる。


自動販売機が看板になっている。


どっと混むのこの使い方は初めて見た。

イカ焼き村、焼きイカのみち、津軽西海岸はイカに支配されている。

イカに支配されて無人なのだろう。


イカに支配された土地の、美しく、やるせない風景が広がる。





生き残ったおじさんはひとり林道を行く。



(津軽西海岸 青森)