2018年7月29日日曜日

大野で話そう

この日は第2の故郷、大野でのイベント。
「え、普通の格好でやるの?」と大阪でも受けなかった
お笑いレッシャーを大野の人々から受け、
大野で教わった渓流釣りの格好で登場する。


お客さんは結構たくさん。大野の人はあったかい。

ぼくは釣りの服装のやめどきを失い、そのままトークすることに。

 最後には、「迷子のコピーライター」特製水まんじゅうと!

ケーキ!気持ち悪い謎の生物部分ももちろん食べられます。

 作ってくれたのは松田陽明堂というお菓子店の松田さん。



第1回の大野ポスター展に参加してくれたのがきっかけで
いつもなにかとお世話してくれる大野のあったくておもしろいおばちゃん。
北陸人とは思えぬこの人のマシンガントークとツッコミは関西人も押されがち。


 最後はみんなで記念撮影。

そして、ここからは第2部ということで、大野の釣り友でもありU友でもある、
印牧タクローとトーク。
UFO、宇宙、古代文明、ムー大陸、地底人、ネアンデルタール人など
世界の真実について二人で語る。


残った参加者とそのままUFOを呼びに行く。
しかし、それは失敗に終わった。
今まで大野で何度か見れていたがダメだった。
3週連続で呼んでいたが、ここで連続記録は止まる。



最後にぼくが大野でしたいくつかの仕事のうちの1つを紹介しておく。
大野は人口が減少していて、なかなか若者が戻ってこないという問題があった。
そんな中、少しでも若者が戻ってくるようにと企画を考えた。
高校を卒業する生徒たちににいつか戻ってきてほしいという思いをこめて、
卒業式で親からサプライズに子どもに歌を贈った。
ぼくは歌詞を書いたのだった。
サプライズは最初だけだったが、2年目、3年目と歌のプレゼントは続いている。
この曲はきっと、しばらくは大野に残るだろう。
もしかしたらずっと残るかもしれない。

そんな仕事はなかなかないわけで、われながらいい仕事をしたなと思うわけである。

大きなミス

大野に到着する。
町の入口で迎えてくれたのは斜めになった車である。

ずいぶんと豪快にはまっている。
大野は積もった雪を捨てるための大きな溝がたくさんあって、
車がはまってしまうことはよくあるそうだ。


(犬山 大野)

2018年7月28日土曜日

複雑な哀愁

夕焼け空の哀愁をスーパー玉出の看板が台無しにするという哀愁。
そう、大阪には哀愁が多すぎて、
ぼくの哀愁センサーは回り回っておかしなことになっている。

 (恵美須西 大阪) 

2018年7月27日金曜日

たぶんイベントに行きたい人

イベントのフライヤーを持ったまま眠りに落ちていた。

(新世界)

スーパーのスーパーな光

まるで人間の命の輝きを吸い取っているかのように、
スーパー玉出は光り輝いていた。

(山王)

開いている少年

口と股が開くほどにゲームに夢中である。

(品川駅)

2018年7月25日水曜日

自転車とふとん

自転車の上に干されていた敷ぶとん。
一見、苦し紛れに見えるが物干し竿に干すよりすべての面に日光が当たって
効率がよいように思える。

(敷津浦 大阪)

2018年7月24日火曜日

ヨコシマな感動

以前見かけたボーダーのおっさん。
袋がすべてボーダーであるが服がボーダーではないのが残念だと書いたのだが、


この日はなんとボーダーだった。


惚れ惚れするほどボーダーである。
SAINT JAMESの元社長だろうか。
もう今度から彼のことを聖ジェームスと呼ぶ。


さようなら、聖ジェームス。
またどこかの地下鉄の駅で会おう。

(肥後橋駅)

聖ジェームスの過去の記事はこちら。




2018年7月21日土曜日

UFOを呼ぶ映画祭

この日は十三のシアターセブンでUFOを呼ぶ映画祭。
U友(UFOトモダチ)の柴田剛監督の『ギあいうえおス 他山の石を以って己の玉を磨くべし』の映画上映にあわせてわれらエンバーンがUFOを呼ぶ。

以前ここでアレハンドロ・ホドロフスキーのホドロフスキーナイト
出演したりと、奇妙な映画イベントでお世話になっている。

これが柴田剛の映画である。
本人はネジが5本ほど抜け落ち脳が溶けているが映画はたまらない。
友人というのを抜きにしてこの映画は素晴らしい。
おっさんたちのスタンドバイミーだ。

 映画上映後、柴田剛と映画や宇宙について話した。


そして、UFOを呼ぶ。
十三の繁華街を抜けて河川敷へ。


淀川とラブホテルに挟まれた河川敷でUFOを呼ぶために演奏する。


何名かが確かにUFOを目撃した。
何より主星が動いてきて自分の真上で止まってそのまま星に擬態していたと、
主催の西尾くんが語った。
これで、宮城、長野、十三と3週連続でUFOコンタクトに成功である。

(十三)

2018年7月20日金曜日

商店街ポスター展についてみんなで語る

 この日は梅田のMARUZEN&ジュンク堂でイベントである。



 今回は登壇者が多い。
「商店街ポスター展についてみんなで語る」ということで
参加してくれたのはポスターを作ってくれた若手たち。
まずは左から松下康祐。
彼の作品を以下に紹介していきたい。



 

  
鈍器で殴るような荒削りでパワフルな作品を作る。
商店街ポスター展の第一弾から話題になるものを作ってくれ、
全体を仕切る側としては大変ありがたい存在である。




  
実は、泣きのコピーも書ける優秀なコピーライターである。



 


    

 


 
続いて、石本藍子。
彼女はコピーがうまい。どんなタイプでも書ける。
そして、力が抜けて少しイヂワルなのが彼女の特徴だ。



    

鳥井口拓真。彼はデザイナーである。シンプルで静的なデザインを得意とするが、
それでは商店街ポスター展の濃い作品群の中では目立たないと
ちょんまげのアホな方向に行った。
鳥井口くんは、この仕事がきっかけでより地域に向き合う仕事をしたいと
転職してしまった。ポスター展が彼のキャリアに大きく影響を与えているということで
唯一、違う会社に所属しているが参戦してもらった。





 


小堀友樹。彼はすでに「こうすれば笑いが取れる」というカタを
入社2年目ながら知っていた。若手ながらヒット作品をたくさん生んでいる。





魚拓ならぬ人拓を取ったこのポスターは特に話題になった。
海外の広告賞もこれで獲得している。





小路翼は上の開華亭のポスターをデザイナーとして松下と制作。
また、イラストレーターとしての才能に溢れている。
大阪検定のポスターをぼくと3年ずっとやってきた。
彼がいつもイラスト書いている。

 



またぼくの本のイラストも書いてくれたのである。

みんなで語り合ったことは、商店街ポスター展の苦労とか、やってよかったこととか。
ここにいるみんな、それ以外にもたくさんの人がポスターを作ってくれなければ
この企画は成り立たなかったし、何より、この本もきっと出なかったわけであり、
みんなに感謝してもしきれない。

以下でここに近いメンバーでポスター展について語り合ったので
興味あればぜひ読んでいただきたい。みんな結構いいこと言っている。

https://dentsu-ho.com/articles/2047





イベントの後は安い中華料理店で打ち上げと小路くんの誕生日パーティ。
「29歳になるけどまだ何もできてない」と悩む小路くん。
誕生日おめでとう。