2020年7月27日月曜日

島の状況


コロナ以降、久々の出張で淡路島へ。
島のたぬきもコロナを警戒している。
タヌキに伝染してウィルスが変異する可能性もあるので注意しなくてはならない。

(志築 淡路)

2020年7月21日火曜日

夏の日差し

日陰が日向になってきてそろそろ目覚める頃だろう。

(新世界 大阪)

2020年7月19日日曜日

ハトと遊ぶ理由

新世界周辺にはハトにエサをやる人が多い。

ハトと遊ぶぐらいヒマなのだろう。
人間とは遊びたくないのだろう。
独り身だから何かを養いたいのだろう。

(新世界 大阪)

2020年7月17日金曜日

郵便局員の休息


ひと休みしてスマホをさわる。

(萩之茶屋 大阪)

2020年7月16日木曜日

隙ある風景 増刷!

ちょうど今日が隙ある風景を販売して1年になる。
なんと、1年を待たずして初版888部が売り切れた。
4月には在庫がほとんどなくなり、555部を新たに増刷。
増刷分には「好評につき第2刷!」と特製ステッカーを追加した。

取次も通さず、Amazonでも販売せずに
受注と梱包発送と請求関係をすべて自分でやって売り切った
ほぼ手売りの感覚だ。梱包発送をしていたら週末が終わっていたこともある。
自分を褒めてあげたい。
しかも、うれしいことに売り上げの4分の1は海外で、
台湾、香港、韓国、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、
スペイン、スウェーデン、オーストラリア、インドネシアへと旅立った。

写真集を買う人を見ていると、
中の写真で選ぶ人とダンボールの柄で選ぶ人がいて興味深い。
今回は特に気になった表紙を紹介したい。













まずはカラフル系。
特に、柑橘類のダンボールに多い。
これはやはり人気である。









次にシール・テープ系。
送り状シールや梱包時のテープ類がそのまま残っている。
これがそのままデザインのエレメントとなる。



こちらはテープ系でも特にレアで、
荷物を縛るテープの上にフィルムが巻かれている。










これはキャラ系。
引越し会社のキャラや野菜のダンボールに多く、
いかに知らないキャラが日本にはあふれているかを知ることになった。










こちらは日本語系。
日本語がいい感じで入っているもの。













こちらは書き文字系。
誰かがダンボールに書いた文字を活かしたもの。









穴系。
ダンボールの元からある穴が表紙を構成する。










メジャー系。
コカコーラなどよく知っているブランドのダンボールである。








海外系、
1つ目はオーストラリアのダンボール。
2つ目は韓国のお酒など、
海外のダンボールは日本とデザインのテイストが異なり、おもしろい。




里帰り系。
これは、広島、栃木、淡路島など、ダンボールに記載されている
県のお店に出荷したり、お客さんに送ったりと、
生まれ故郷に戻っていったものである。


これもバリューブックス の本社へと戻っていった。


最後に特殊系。
これはりんごのダンボールの内側が保冷用になっていたので
内側を表にして作成したもの。



最後に、におい系。
こちら、韓国料理店からいただいたものであるが
キムチの匂いがバッチリ残っていた。
半年以上経つがまだうっすらと残っている。
においつき写真集は世界博とはいえどこにあるまい。



いただいていた著名人の方のコメントもここに紹介。

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『隙ある風景』にはなんだか先を越されてうれしい、
そんな奇妙な気持ちになった。

都築響一 (編集者)


 廃棄ルートに乗り損ねるようにカモフラージュされたFLUSH BOOK。
空き容量へのまなざし、隙間、鋤く眼、透く真、救う間の記録

EYE  (BOREDOMS)


人間嫌いな僕でさえ、人間が好きなりそうになる愛おしい風景たち。 

吉村智樹 (ライター)


写真は瞬間を写すなど云うが違った。映ってる…その前とか後まで。やばい。
でもなぜそんな光景に出くわす? 

黒澤伸 (金沢21世紀美術館 前副館長)


不健全な奇人のカメラが捉えた平和の風景にしりこ玉が飛び出すほど笑った!
後藤ひろひと (劇作家)


見る安定剤!この写真集はダメな僕らを許してくれる。

長久允 (映画監督)


ドローン音楽みたいに持続する弛緩した日常に映り込む微小な雑菌みたいな非日常を見過ごせない路上の視線。日下くんにとって「隙」ってマイナスではなくてある種の魅力的な日常の空洞の事なんだろうな。

薮下晃正 (音楽プロデューサー)


なんか必死こいて生きてたら、自然と生まれてきちゃうんでしょうね隙ある風景って。その眺めは絶景っす。

小林直博 (写真家『鶴と亀』)


見ることは見られるものになることだ。隙ある者を見つめる眼差しが隙ある者であり、その写真を見つめる者がまた隙ある者になる。

田中泰延(青年失業家)


俺はケイタタが好きだ。広告マンで写真家なのかもしれないが
ケイタタはケイタタなんだと思います。日下慶太の写真はケイタタだ。

金子山 (写真家)


狂った装丁とは聞いていたが手に取るとほんとに狂っていてオホ、と声出た わたしはつくづく「そうするつもりはなかったのにそうなってしまうもの/そうみえてしまうもの」が好きなのですべてグッときた くしゃくしゃになったチラシとか、こたつの中から出てくる錠剤の殻とか、オシャレに無頓着な人の着る蛍光色の服とか、そういう感じがしてよかった 少しかび臭いものが好きだ それは不潔という意味ではなくてどうしようとなく染み付いている懐かしさに近い

くどうれいん (作家/詩人)


アホがアホなりに一所懸命に作った写真集。アホの全力はただの迷惑か、
魂を揺さぶるのかは分からない。

正親篤 (アートディレクター)

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以上、隙ある風景まだまだ販売を続けていきます。
書店の方、個人の方、ぜひご連絡ください。
書店に限らず、雑貨店、飲食店、美容室などでも販売OKです。

お気軽にお声がけください。

kussalam@gmail.com までご連絡いただければ。

写真集のメイキングはこちらで紹介してます。
https://keitata.blogspot.com/2019/07/blog-post_23.html