2018年12月31日月曜日

さよなら2018

忘年会帰りの泥酔したこぎれいな人。2019年、最後の隙ある風景でした。

今年も隙ある風景をご覧いただきありがとうございました。
今年は本の出版やなんやで忙しく、アップが滞りがち。
来年はあんまり溜め込まず、どんどんアップしていきたいなと思っております。
来年も「隙ある風景」をよろしくお願いします。

(恵美須町 大阪)

2018年12月28日金曜日

関西の今

まだ夜の9時だというのにこの状態。忘年会シーズンである。
それにしても「関西の歴史と今」というSUUMOのタイトルが効いている。
そう、これが関西の今だ。

焦る植え込み

植え込みにヘビが!こんな冬にヘビが!と思ったら風化したホースだった。



(松崎町 大阪)

2018年12月27日木曜日

期待通りの釜ヶ崎


昼の2時からこの状態。
やっぱり釜ヶ崎は期待を裏切らない。

路上で酒を飲みながら将棋をしていた後。
地べたに敷いた蓬莱のダンボール、カップ酒に発泡酒。
やっぱり釜ヶ崎は裏切らない。
それにしても駒が少ないのはなぜ。


(萩之茶屋)


2018年12月26日水曜日

冬の海

冬の海に海女さんが潜ったところ。
見ているだけで寒いけれども美しい。

(黒川 淡路島)


2018年12月13日木曜日

弘前散策

弘前を歩く。昨日の雪はあがり、雪は積もっているが快晴。
歩いているだけで気持ちいい。軒先にはつららがたくさん。

この表示の意味はわかる。
どう注意したらいいかわからないが。

婦人服店の店員がその服のままツルハシを持って除雪をしている。
萌える。




繁華街へ移動する。
雪はすべての汚濁を浄化するよう。


スナックの看板にも積もる雪


こういう円形の看板群ははじめてみた。

雪のせいか、エロさもまろやかだ。

雪が降り積もっているというのに人魚は暑そうである。

冷凍庫の上に雪が降り積もっている。まるで雪が冷凍庫を冷やしているよう。


お地蔵様はしゃれたハットを被っているよう。

晴れた雪の弘前は、大阪よりも暖かかった。
札幌の人が「札幌より大阪の方が寒く感じる」と言っていた。
温度は大阪の方が高いが、風が強く、湿気が多いと体感温度はより寒く感じるそうだ。
確かに弘前はカラッとしていて風がまったくなかった。
寒さは比較的平等にできている。

(土手町 弘前)

2018年12月11日火曜日

白く深い夜


夜の青森市街を歩く。
青森市で最もディープな場所はどこ?と尋ねて教えられた場所である。
いわゆる赤線地帯である。もう昭和の混乱期のままといったところ。
第一新興街と第二新興街はちなみにない。

路地には白い雪が降り積もり、汚い横丁がきれいに見える。


中に入りたくて仕方なかったが勇気がなかった。



横丁を抜けると酔っ払って痴話喧嘩をしている。
青森の夜は白く深い。

(古川 青森)


青森へ

秋田から青森へ奥羽本線で移動。
知らない駅名ばかりでテンションがあがりまくる。


青森に到着する。
雪は積もっているがヤクルトのおばちゃんは普通に働いている。

雪は積もっているが普通にジョギングをしている。
除雪された道はごく一部で歩くのも一苦労だったのに大丈夫なのだろうか。


取り残されたママチャリの後部座席には子どもではなく雪が乗っている。
最近まで自転車に乗っていたということを考えると
本当にここ数日で降り積もったのだろう。

寒い、それにしても寒い。

(青森)

大湯の隙

大湯の街をぶらぶらと歩く。
雪は積もっているが当たり前のようにおばあちゃんは移動している。

当たり前のようにバスは運行している。


おばあちゃんのブーツは少しゆがんでいる。

そのままどこかへと歩き去った。

(大湯 鹿角 秋田)

2018年12月10日月曜日

秋田のアホ

大湯に来た目的はこれ。
本日は本のトークイベントなのである。


会場は道の駅の「湯の駅 大湯」。
2018年4月にオープンしたばかり、隈研吾が建築したすばらしい場所である。




道の駅に野菜と並び自分の本が売られている。新鮮である。


地元のバリスタ kotoriusagiの細井可奈さんがこの日は特別に
「クロマンタコーヒー」を提供。人類の始源であるエチオピアの豆と
原始と宇宙を表現した。名付け親はぼくである。



最後はみなさんで記念撮影。手の三角は「クロマンタサイン」
ぼくが金色のコスチュームなのは縄文文化が残るこの地に敬意を評してである。


最後はここに呼んでくれた永松さんと。
永松さんはぼくが新入社員の時にずっとついていた先輩である。
仕事のやり方やAHOというスピリットなどいろいろと指導を受けた。
(そのシーンは拙著にも登場する。)
永松さんはぼくが下について1年で東京へ異動になった。
(その後、ぼくが下につく人がなぜかよく東京へ異動になり、
 ぼくは「東京発射台」と呼ばれた。)
永松さんはコピーライターではあったが、サッカー愛が高じて
サッカーのビジネスを担当。その後、ローカルの仕事をするようになった。
そして、2年前に会社をやめて、
今は道の駅を運営する「恋する鹿角カンパニー」の社長になっている。
十数年の時を経て、師弟が同じローカルの仕事をしている。
そんな巡り合わせが今日のイベントを生んだ。

永松さんは「おもしろかったらなんでもええ」と
大阪で培ったスピリットを秋田に持ち込み、道の駅をマネージメントしている。
秋田で何かイベントをしたいと思ったら「湯の駅大湯」を使ってみては。
 

貸し切るおっさん

誰もいない公衆浴場にひとり

(大湯 秋田)

大湯のミステリー

青森空港着。あやうく着陸できないほどの雪だった。


秋田県鹿角市の大湯へ移動する。
楽しみにしていた縄文遺跡、ストーンサークルが雪で埋もれてまったく見えない。


しかし、すぐ近くにある黒又山は見ることができた。
地元の人はクロマンタと呼ぶ。
これはピラミッドかもしれないと噂されている山なのである。
詳しい話はこちら。 http://gakkenmu.jp/archive/7378/


写真を撮っていると地元のおじさんに「何してるんだ」と声をかけられた。
「クロマンタを見にきたんです」と答えると
「ああ、たまにそんな人がくるねえ」と。
このおじさんはイケるだろうと判断し、
「UFO見たことありますか?」と質問すると
「ああ、みたことあんぞ。クロマンタの上にずっと浮かんでたぞ」

そう、このあたりは環状列石や、土偶の出土、ピラミッドなど
UFOが出る最高の条件が揃っているのである。
ここ大湯や、三内丸山遺跡、さらにはキリストの墓があるとされる新郷村など
このあたりはミステリーが集中している。
北東北のミステリーは引き続き調査したい。

(大湯 秋田)

2018年12月8日土曜日

もう失敗は許さない

以前、トイレに男性がいて、それを痴漢と見做せなかった反省を感じる。

(梅田)

2018年12月7日金曜日

寝る時カイロは邪魔なのか

寒い外に比べて暖かすぎる電車の車内。眠気が乗客を襲う。
特に注意してもらいたいのはカイロである。
右の2名がカイロを持っている。


手からこぼれ落ちてしまったカイロ。
ポケットに入っていると暖かすぎて眠りを邪魔するのだろうか。


(美山 福井)


2018年12月5日水曜日

看板より学ぶ

なるほど調べてみると、宣伝販売する人はマネキンであり、
服を着て店頭に展示されているマネキンは正式には「マネキン人形」なのである。

(大名 福岡)



2018年12月1日土曜日

奈良ならでは

この日は奈良のふうせんかづらという本屋さんで出版イベント。
奈良町という町家を改良した無人の本屋さん。本の無人販売である。
また、書店内の棚は1棚ごとにオーナーが異なる。
それぞれのオーナーが棚を借りて、自分の選んだ本を置いている。
本を気に入ってくれた高木なつみさんが自分の棚に本を置いてくれたのだった。


奈良ということでいつもの話に加えて奈良ならではの話をいくつか。
まずは、三戸なつめちゃん。
奈良市出身で、お気に入りの場所は奈良町、まさにこのあたり。
ぼくは歌手デビューの時に仕事をさせてもらった。
『前髪切りすぎた』というデビューシングルのジャケットを作ったり、
PVを作ったり、この写真を撮影したり。そう、鹿に囲まれて撮影したなあ。




もう1つ紹介したのは奈良県桜井市の仕事である。
外国人旅行客に向けてPRをするという仕事を手がけた。
確かに、長谷寺、大神神社、談山神社、山の辺の道、
隣の宇陀市には室生寺という第一級の観光スポットがある。
まずは、桜井市とその周辺の、宇陀市、天理市、磯城郡、曽爾村、御杖村を
YAMATOというエリアでまとめた。いわゆる広域連携である。
桜井市単体で世界に打ってでても仕方がないと判断したからだ
そして "UNKNOWN ORIGIN"というキャッチコピーを作成。
このあたりは大和朝廷があった場所であり、
さらには卑弥呼の邪馬台国があったとされる場所である。
(九州説もあるが、現在は、桜井説がかなり有力とのことである)。
つまり、日本のオリジン、”知られざる起源”なのである。
また"UNKNOWN"というのは外国人旅行客にとってそそるそうで。
つまり、京都、奈良などメジャーな場所とは違い、
マイナーであまり知られていないという意味もある。
事実、長谷寺に行った外国人は、
「長谷寺は清水寺ぐらいすごい。でも、清水寺は人が多すぎて歩くのも大変だったけど
 長谷寺は人が少ないからとてもよかったよ。静かに仏像に向かい合えたよ」と。
これはYAMATOエリアの核心をついた言葉である。日本人にとっても同じこと。
静謐な自然に囲まれた寺社仏閣がたくさんあり、
人も少ないのでゆったりと神や仏に向き合える。
京都や奈良市内の寺社仏閣を一通り見たら、桜井まで足を伸ばしてほしい。
サイトも作ったのでぜひ。
日本語版はないが写真が豊富なのでわかってもらえるはず。
http://www.city.sakurai.lg.jp/yamato-travel/



人はそんなに多くはなかったけど、
その分、個々の人とコミュニケーションができて、あたたかいイベントになった。
たくさんイベントをやって思う。
100人、200人、集まってくれると本も売れるし、うれしい。
しかし、群衆という大きなカタマリに話しているよう。
「群衆に話す自分」というのを演じ切らないとその場は乗り切れない。
ぼくの話が届いているのかどうかという感触がない。
ただ、20人ぐらいだと「素の自分」が出せる。
また、その方が個々の人とも質問や会話のやりとりができて、
密接にコミュニケーションをできた気持ちにはなる。


松屋町のええ感じの飲み屋さんねぼけ堂がごはんを用意。
腹ごしらえをしたあとは第2部へ。

それはUFOコンタクト。
会場から少し歩いて、飛火野というエリアでコンタクト。
一部、不思議な波動のようなものを見た人がいたが、
しかしながらはっきりとしたものは見えず。
今回は微妙な結果となった。

UFOを呼べないと今日のトーク含めイベント全てが微妙だった気になるがそうではない。
きっとお客さんもそうではなかったと思っておきたい。

なつみさん、みつるくん、ありがとう。

(奈良町 飛火野 奈良)