国道から脇道に入り鯉のぼりを見やすいポイントへと入る。
「ほら、たくさんの鯉のぼりがあるよ」といっても長女は動かない。
「青いのたくさんあるよ、これ、コイじゃなくてカツオやな 鰹のぼりやな 」
と言うと
と言うと
長女はうつろな表情で「早く病院に行って」とつぶやく。
ここ黒潮町佐賀はカツオ一本釣りで有名なのでカツオものぼらせているとのこと。
ここ黒潮町佐賀はカツオ一本釣りで有名なのでカツオものぼらせているとのこと。
高知は男の子の名前とともに鯉のぼりを掲げるのが流儀。
鹿児島もこのスタイルだった。
だから、薩摩と高知の男は男らしく育つのだろうか。
うちの子どもがぐったりと倒れているからか、
鯉のぼりが眩しく力強く感じられた。
信号を待っていると運転席左手には 電車を待つお遍路の巡礼者がいる。
後ろではまた子どもがゲロを吐いた。
ぼくは車を飛ばして病院へと急いだ。
(佐賀 黒潮町)
宿毛市にある休日診察をやっている大型の市民病院に駆け込んだ。
診察の結果は、おそらく 胃腸炎とのこと。
吐いてばかで何も栄養をとっていないので点滴をすることになった。
2時間ほどで病院を出た。もうすっかり夜だ。
キャンプをする予定であったがこんな状況だ。
急遽、旅館をとって泊まったのであった。
布団で寝転んだらなんと幸せだったであろう。
四国の端っこまで来たのにまだ何もしていない。
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