道後６日目：鹿島

松山の中心部から離れて北条へ。

鹿の船に乗って、鹿島へと行く。

この船長だったらもしかしたらグランドラインへ連れていってくれるのかもしれない。

クルーはゲストハウスふじやの菊地さんとバーポンピピンのマスターのそうくん。釣りが好きということで意気投合。釣りをしていると誰とでもすぐに仲良くなれるからいいものである。

北条から鹿島までの３分の航行時間にこの友近のアナウンスが流れる。ローカルの渡船だからどうせ適当だろうと思っていたら、きちんとネタが作られていて手が抜かれていない。地元松山の仕事だからであろうか、さすがプロフェフェッショナルである。

「かしま」という船が鹿島に着いた。

鹿島というだけに鹿がたくさんいるが、奈良公園のように放飼いされているわけではなく、柵の中に飼われていた。

冊の外にも鹿はいた。

浜辺に流れ着いているものが愛媛である。

寒風吹き荒ぶ中、BBQをしている人たち。

こんなに楽しくなさそうなBBQは初めてみた。

私がこんなに写真を撮っているのはまったく釣れないからである。ここまできたのに小さなメバル１匹しか釣れない。他のみんなも釣れない。せめて写真でも釣ってかえることにする。それにしても北風が冷たい。

（鹿島、北条）