仙台のカメラマンに絶対に行った方がいいといわれ、
その画像を見せてもらったのは5年前。
ようやく、念願の西馬音内盆踊りに来ることができた。
町には美しい提灯が吊るされている。
早速踊り子がいる。
と思ったら人形であった。
いざ、祭りの会場へ。
歴史景観が保全されている町のメインストリート櫓が建てられている。
その上では十数人の楽器隊が配備されている。
音楽を待つ踊り子たち。
そして、囃子が始まった。
お盆に行われているからという先入知識もあるからだろうが、
まるで死者をこの世に呼び込むかのようで。
頭巾の中から霊が見えているようで。
動画でみるとなおさらそうで。
頭巾の中はあどけない少女であったりするわけだ。
橋の欄干にも飾られている。
頭巾が売られていて、買おうかどうか真剣に迷ったあげく冷静になった。
祭りの衣装にはもう一派ある。編み笠を着た女性たちである。
阿波踊りのような編み笠を被っているが顔はずっと隠している。
ひとつひとつ指の先の動きまで確かめるように、ゆっくりと踊っている。
と書いたところで写真と文字では伝わらないので動画でどうぞ。
ひとつひとつ指の先の動きまで確かめるように、ゆっくりと踊っている。
と書いたところで写真と文字では伝わらないので動画でどうぞ。
わかっていただけたであろうか。
着物がまたかっこよく、着物が線対称というルールのものでパッチワークされている。
すべて異なり、1つとして同じ衣装はなかった。
親子代々受け継がれ、数百年を超えるものもあるそうだ。
顔は出さないもののうなじだけが露出している。それが妖艶で美しい。
自販機でジュースを買う様さえも美しい。
ドリンクを取り出すさまも踊りの一部のようである。
結局、祭りの最後までいてしまった。
最後は櫓のお囃子が最高潮に達して終了。
あれ、このノリはクラブではないか。
ステージにDJがいて、みんなが踊って。
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