小豆島に来た目的の1つは瀬戸内国際芸術祭であった。
ほぼ竹でつくられた建造物。
そして、中では大好きな切腹ピストルズのライブがあった。
なんと贅沢なことだろう。
オリーブ林の中のリーゼント。
バカみたいだが、造形物の完成度はとても高い。
そのすぐ横ではクラゲが浮いている。
見る場所をきちんとするとちょうど円になるインスタレーション。
(正円ではないのぼくの位置がずれていたせい)
町外れの水産加工場に展示されたインスタレーション。
海辺の祭壇
人里離れた漁村の古びた民家の天井
こちらは障子。
民家と海の間の道にあったもの。これは作品だろうか、ただのゴミだろうか。
これは瀬戸芸に乗じて近所の人が書いたものだ。
この神浦という村、瀬戸芸がなければ絶対に来なかっただろう。
波の音を聞く建物
迷路の街、土庄にある迷路のような家。
その近くにある妖怪博物館。
これは、瀬戸芸の作品ではなく、小豆島の人々の作品だ。
美しい棚田が広がる田園地帯を歩く。
そこには不思議なピラミッド。
その横には地蔵のようにウルトラマンのようなものがある。
しばらく歩いてたどり着いた神社では「農村歌舞伎」が行われている。
素人といえ、音楽、演技、衣装、舞台は見事で、
普通に楽しいエンターテインメントだった。
地元の子どもや大人たちがこの日に向けて練習をする。
300年を超える伝統があるそうだ。
作品はもちろん、作品の近くにあるものが意味を持つ。
それは作品が普段見る風景を、作品として見るような視座を与えるからだろうか。
山の中や、半島の先の漁村。作品がないと行かないだろう場所にもたくさん行った。
作品をきっかけに地元の人とたくさん話した。
地元の人が観客との交流をとても楽しんでいた。
つまり、とてもいい芸術祭だった。
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