2016年12月15日木曜日

やればできる島

桜島を走る。
ここならではの標識だ。



まずは桜島の噴火口にいちばん近くまで行けるところに行く。
今まさにどかんと噴火してくれないかな、とよからぬことを考えてしまう。
 



道を走っているとバス停のようなものがある。 



バスはそんなに走ってないだろうにたくさんのバス停のようなもの。
これは退避壕。桜島が噴火するとここに入るそうだ。
退避壕の写真集とかいつか出そうな気がする。


小学校に「不屈の桜島魂」として標語が飾ってあった。


その桜島魂を体現したものがあった。
長渕剛の桜島オールナイトコンサート記念モニュメント「叫びの肖像 」。


2004年8月21日、人口6000人の桜島に75,000人の観客がやってきて
ただの採掘場でオールナイトコンサートが開催された。
今でも伝説として語り継がれているそうだ。
あの伝説の富士山コンサートはここから生まれた

モニュメントの近くにあった解説ボードに当時のもようが紹介されている。 

50tもの溶岩で作られた少し細長い長渕が桜島に向かって叫んでいる

長渕の目線の先には桜島。
 

その叫び声は桜島に反響し、対岸の鹿児島市まで聞こえた。 
また体を横たえる場所も少なく、
何百もの人が少ない隙間で寝ており
深夜の会場は 地獄絵図のようだったそうだ。



中国語を話すカップルが嬉しそうにポーズをとっている。
さすが世界の長渕だ。 


ぼくもギターを弾いているポーズをとってみた。
しかし、特にファンでもないので中途半端なことになってしまった。
写真を撮ってくれた女子二人組もまたファンではなかった。
それはさておき、長渕の行動力はすごい。やればできる。
 

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