以前、出張で福井で降りるところを乗り過ごしてしまって
辿り着いた加賀温泉駅。
駅から見えた大仏が気になっていた。
出張の時間が空いたので行ってみることにした。
辿り着いた加賀温泉駅。
駅から見えた大仏が気になっていた。
出張の時間が空いたので行ってみることにした。
駅をおりて大仏の方へと向かう。
団地をはるかに越えるスケールである。
団地をはるかに越えるスケールである。
正面に回る。
ありがたいお姿である。
ありがたいお姿である。
近づいてみると手に赤子を抱いていることがわかった。
ついにやってきた。
受付には誰もいない。
ただアンビエントな音楽がかかっている。
受付の人間が異世界へ飛ばされたかのようである。
ついに真下へ。
期待通りデカい。
太陽の塔ぐらいはあろうか。
牛久大仏よりは小さい。
大仏の入口へ
残念ながら内部には入れない。
大仏の背後に位置する加賀三十三間堂へ。
京都の三十三間堂は1001体あるが、ここは何体あるのだろうか。
前面が鏡なのでもう前後左右仏まみれだ。
隣には暗い部屋
巨大なジオラマのようなものが広がっている。
しかしよく見えない。
インドあたりだろうか
ライトはこういうスタンドライトだけである。
暗くして雰囲気を出しているわけではない。
ただ電気を節約してるだけだろう。
自然光が入ると神々しい。
どうやらブッダの一生を描いているようだ。
さらなるアトラクションへと足を運ぶ。
これが世界一の梵鐘である。
重い鐘を鬼が支えている。
世界一の音を鳴らしたかった。
この鐘を鳴らすのは和田アキ子しかいないだろう。
隣接する瑠璃光堂の五重塔。
昔は水が張っていたのだろう。
水の跡がある。
寺に隣接していたホテルは廃墟となっていた。
ツタが覆い茂るまま。
Youtubeの画面があるということは近頃まで営業していたのか。
うろちょろしてると扉が開いている箇所を見つけた。
入るしかない。
畳の間がそのままだ。
セルフ祭で畳がいるから持って帰りたい。
大円会場だったところ。
宴の跡ならぬ、宴の間跡。
布団置き場にも布団がそのまま。
セルフ祭で布団もいるので持って帰りたい。
奥の方にひっそりとパンダが佇んでいた。
光GENJIの諸星だろうか。
時代を感じるカプセルである。
94年8月に書かれた
都築さんの「ROADSIDE JAPAN」を読むと
三十三間堂や瑠璃光堂は煌煌と輝き眩いばかり。
1987年に総工費270億円をかけてオープンした。
現在はユートピア加賀の郷はホテルが廃業し、
仏閣のみ加賀観音院として残っている。
2時間ほどいたが人っ子一人いなかった。
きっと奈良時代あたりからずっと
大金持ちが作ったがすぐになくなった寺社仏閣が
たくさんあったのではないだろうか。
ユートピアの跡を見て思う。
諸行無常という仏教の教えを
しかと伝えてくれた寺院であった。 (作見町 加賀市)
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