普段の花見より少し遅めにピークがやってくる造幣局の花見見へ。
写真はたこせん目玉焼きのせを食べる人。
造幣局の手前には屋台が出ていて隙多し。
『PARENTAL ADVISORY』プリントの服を着た娘が
親に職場の人間関係を相談をしている。
八重桜は満開である。
しかし、花見見は桜ではなく桜を見ている人を見る。
桜に夢中にファインダーを向ける人がおもしろかったので以下ずらりと。

iPhoneカバーも桜仕様。
ビデオカメラで自分でコメントをした後
カメラで静止画もきちんと撮影するおばさんはルイヴィトン。
この2人は一緒に来ていながらそれぞれが自分で自分を撮るのに忙しい。
交わす言語はタイ語であった。タイでは自分撮りが流行なのだろうか。
この日に合わせて着たであろう桜色の女性が写真を撮っていると思いきや

タイマーで家族写真。
こちらのおじさんも桜を意識したコーディネイトだ。
しかし、このおじさんがずば抜けていた。
ピンクのシャツにピンクの帽子、カメラのボディとストラップまでピンク。
桜を撮るために生まれてきたかのようなカメラマンだ。
目当ての桜を見つけたのであろう、腕まくりをして、
ヘッドフォンをセットする。森山直太朗『さくら』でも聴いているのだろうか。
そして、撮影開始。
もう1台のピンク色のカメラでも撮る。さらに何度かレンズ交換してまで撮る。
よく見てほしい、カバン、ベルト、スニーカー、腕時計まで桜色だ。
桜の位置を調節して、
撮る。もうきっとパンツもピンク色に違いない。
おじさんの桜に対する真摯な思いはきっと桜にも伝わり、
おじさんのためだけに桜はより美しく花を咲かせることだろう。
おじさんが紅葉をどんなコーディネイトで撮るのか楽しみでもある。(天満)
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