本日は札幌へ。
街のシンボル、さっぽろテレビ塔の中空へ
札幌のブックフェア、NEVER MIND THE BOOKSへ。
ダンボールの表紙、ダンボールのPOP、感染対策のダンボールパーテーションで
ダンボールまみれで出店である。
こんなご時世ではあるが札幌で人気のイベントだけに客入り上々。
NEVER MIND THE BOOKSは2回目で3年ぶりにやってきた。
前回は自分で手作りで作った『隙ある風景』のZINEを販売した。
大阪のZINEフェアで出品していたものをたまたま札幌から来ていた
「よかったら札幌のブックフェアに出ませんか」と声を掛けてくれたのだった。
思った以上に札幌でZINEが売れ、とても楽しい思い出となった。
タレ目の名物は客の名言・迷言を集めた日替わりカレンダー。
毎年制作されていて、NEVER MIND THE BOOKSでいつも初売り。
まるで採れたてのマツタケを毎年買いに来るように、
できたてのカレンダーを札幌っ子が楽しみに買いに来ている。
札幌の店でタレ目のカレンダーをあちこちで見かけるのである。
わた
そして、ついに私もカレンダーデビュー!
今年から始めたいつもよりエッチな日替わりカレンダー/PINKに取り上げてもらった。
写真は札幌の気鋭の写真家キムラマイさん
まるで名誉札幌市民になったよう。
大作さんはBARにも関わらず、オリジナルグッズをたくさん制作していて
ネットショップまで作っているので札幌の夜のお土産にぜひ。
こじんまりした店内にはセレクトされた写真集が並んでいる。
カウンターの奥には人々がラーメンをすすっている。
米風亭アマノという人気の油そば屋のお店の一角に写真集が売られているのである。
まさかのハイブリッドだ。
店主の天野さんは写真の専門学校を卒業していて
写真好きが高じてこうなったそうだ。
天野さんが3年前に買ったZINEをお店に置いてくれていた。
写真集を持っていくとよろこんでくれて、それも置いてくれることになった。
3年前に札幌で撒いた種が実ったような気になった。
米風亭アマノで油そばを食べながら写真集を見て欲しい。
そして、こんなお店が全国に増えて欲しい。
古い民家をまるごと改造し、中にはギャラリー、ブティック、図書室がある。
昔、ここはホストの寮だったらしい。
その本棚にも隙ある風景ZINEがあって、写真集も置いてくれていた。
TiIImansの隣にあるのはうれしかった。
オーナーのワコさん
札幌で注目のかなりキレッキレの場所なのでぜひ見てほしい。
予約制なのでご注意を。


清潔感のある店内に気がひけるが50ほどの汚い作品を展示。
ぼくは最終日だけ在廊する。
ここで展示をさせてくれたオーナーの川畑さんもZINEを買って、
そこから写真集をお店で取り扱いしてくれて、展示まで開催してくれた。
3年前に札幌で撒いたZINEという種が
そして、自身の写真集というモノを介して
札幌の面白い人たちと繋がっていくのが何よりうれしかった。