長野県松本市にある藤原印刷が主催する印刷のお祭り「心刷祭」へ。
大阪から車で5時間かけて松本へ。
ここは写真集「隙ある風景」が生まれた場所。行かなくてならない。
心刷祭の会場は実際の工場で行われる。
中では印刷に立会いできたりワークショップに参加できたり。
ぼくはインキ練り体験に参加した。
そのまま食べたくなるがすべてインクである。
工場内はマーケットになっている。
全国からいい本屋や出版社がたくさん出店している。
スタンダードブックストアのブースで「隙ある風景」を販売。
写真集をみて笑っているスタンダードブックストア の中川さんの奥さん。
ぼくは、かもめブックス(京都文鳥社)の柳下さんから出たばっかりの本
土門蘭さんの『戦争と五人の女』をいただいた。
真っ赤な美しい装丁と手のひらに気持ちよく収まるサイズ。
これも藤原印刷で制作された。
会場ではスタンダードブックスストアの中川さんと
青山ブックセンターの若き店長、山下さんが名刺交換をする。
それをやさしく見守る写真左の藤原印刷の藤原兄。
これからの出版業界を切り開いていくような人々が
日本各所から集まっていた。
本と印刷のスモール・サークル・オブ・フレンズ。
たった1点の印刷物しか出していないがぼくもこの一員になれたことが誇らしく。
それもこれも藤原印刷が地道に切り開いてきた新しい印刷の道なんだろうなと。
(松本 長野)
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