朝早くの心斎橋のマクドナルド。
やけに高いテンションでサラリーマンが会話をしている。
土曜日の朝9時。どうやら徹夜明けでまだ酔っ払っているようだ。
先輩(写真手前)が電話をかけた。
「ごめん、朝まで飲んでてさ。うん、うん、昼ごろ帰るわ」
どうやら妻に責められているようだ。
「代わってください!」と後輩(写真奥)が電話を代わった。
「奥さん、本当にごめんなさい。先輩を連れ回しちゃって。
ぼくがずっと引き止めてたんです。いつも本当に先輩にお世話になってます!
え、きのう?、ええー、10万円ぐらいです!
でも先輩と一緒なら倍の価値がありましたよ!最高です」と電話口で話している。
後輩が電話を切った。
先輩「お前、金額言うなよ〜」と笑いながらたしなめた。
後輩「だって、奥さんに正直に言う方がいいかなと思って」
先輩「やばいじゃねえか〜」
後輩「大丈夫ですって」
先輩「どんな反応だった?」
後輩「冷たく笑ってました」
先輩「やばいじゃねえか〜」
後輩「ぼくも言っちゃいましたもん!先輩とならその倍の価値がありますって」
先輩「それ、フォローになってねえじゃないか」
後輩「そうですね、あはははは」
先輩「あははじゃねえよ、やべえよ」
後輩「はい」
先輩「やばいよ」
後輩「大丈夫っすよ」
先輩「そうか 大丈夫か」
後輩「ですよですよ 先輩最高」
先輩「いぇい!」
そして、昨夜のキャバクラの思い出を話し始めた。
(心斎橋)
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