信号待ちをしている前方にただならぬ人がいる。
カバンが多いのでホームレスだろうか。
帰りの新幹線の時間が迫っていたが追跡するしかない。
朝の繁華街を歩いていく。
パンストを履いているが確実に男である。
頭部にかぶっているものはボウルに布を巻いたものだろうか。
しかも二重である。ピンクが要所で効いている。
そういえばマスクもピンクだった。
それぞれのものには全く汚れはなく、いたって清潔である。
ホームレスではなようだ。
彼が雑踏に消えたところで追跡をやめた。
結局、新幹線に乗れなかった。 (肴町 浜松)
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