いきなり、パンチのある看板でとても期待できる。
やってきたのはソーメン流し屋さん。
「ソーメン流しと流しソーメンはは違う」と
鹿児島の人が言う。その理由はよくわからない。
周囲の溝にソーメンを入れる。すると水流によってソーメンが流れる。
ソーメンは反時計回りに流れ、箸を水に突き刺すと自然に箸にソーメンがひっかかる。
しかし、左利きの人は食べづらく、
高級なソーメン流し器では逆回転機能もついているそうだ。
冷涼な地下水の中で流れるソーメンはとても冷たくコシがあっておいしかった。
残ったソーメンを残ったつゆごと投げている。
これも鹿児島流かと思ったがそうではない。
池のコイがかぶりついてくる。
コイは鯉こくや鯉の洗いとして調理されて出てきた。
コイがソーメンを食べていたからか、ソーメンを食べながらコイを食ったからか、
コイはソーメンの味がしないでもなかった。
鹿児島の夏の風物詩、ソーメン流し。
みなさんも人生に1度は味わって欲しい。
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