2016年1月9日土曜日

あほの洪水

車を運転していると交差点の標識に驚く。
「あほ?」



車を降りるしかない。

付近を歩いてみる。住所をしめす看板もあほ。

商店会もある。





お店もどこかアホっぽい。



自治会もある。

公民館もある。

集会所もある。あほが集まるのだろうか。

貼り方のせいかもしれないが、政治家もあほそうだ。

神社にたどり着いた。

あほ神社


あほ書。


阿保書とは書き初めのことのようだ。
境内に貼られている。
内容もどこかあほっぽい。

神社には樹齢千年を越えるクスノキがある。

本殿の横にはあほ親王の社がある。

「あほ親王は在原業平のお兄さんやったんや」
「え、お父さんとちゃいますか?」

と老人たちが話している
みんなちょっとあほになっている。
(実際は、父らしい)


ここは「あお」と読むのが正しいのか。
「あほ」は阿呆でにんべんがなかった。
しかしこのあたり出身の友人によると「あぼ」と読むらしい。
そして神社は「あぼ神社」。
一体、どっちなんだ。
標識を作った国交省があほになったのか。友人があほなのか。

一度、阿保に行ってみてほしい。
神社周辺は古い街並が残っていて散策にはもってこいだ。

(阿保 松原)



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