2014年8月27日水曜日
2014年8月26日火曜日
2014年8月25日月曜日
2014年8月24日日曜日
迷いのない力
南三陸の民宿に泊まって起きるとこれ (袖浜 志津川)
散歩をすると素敵な神社がある。
神様が「おはす」神社である。 (袖浜 志津川)
血のように流れる樹液
散歩をすると素敵な神社がある。
神様が「おはす」神社である。 (袖浜 志津川)
血のように流れる樹液
漁港に出るとホタテの貝殻の束がある。
武田久美子のビキニが何枚作れるのだろうか。
道から丸見えの寝てる人 おおらかである。
町の中心部は瓦礫などはないけれど、空地が目立つ。
建物もまだ仮設のものが多い。コンビニさえ仮設である。
ここまでやってきたのは、講演があったから。
地域活性コミュニケーション塾という数回シリーズの講座のうちの1つを受け持ち
『アホの力が町を救う』というタイトルで講演をする。
ポスター展やセルフ祭のことを説明した後、
地元の商店街のポスターを作るワークショップ。
朝から夕方まで気の抜く隙間もなし。
少人数ながら参加者のモチベーションが高い。
気仙沼の高校生、ボランティア団体、山形からわざわざ来てくれた人もいた。
大阪にはない種類のいい顔をしている。
震災という大きな事件があったからだろう、
思春期に迷走または暴走しがちなありあまる力が
一つの方向に向かって真っすぐに走っている。
それは、大人にも言えること。
うだうだ迷っていた大人たちが震災で平手打ちをくらった。
目が覚めた。ぼくもそういう大人の1人である。
元気がないと思い込んでいた被災地の元気な人々に、元気をもらった一日であった。
地元の商店街のポスターを作るワークショップ。
朝から夕方まで気の抜く隙間もなし。
少人数ながら参加者のモチベーションが高い。
気仙沼の高校生、ボランティア団体、山形からわざわざ来てくれた人もいた。
大阪にはない種類のいい顔をしている。
震災という大きな事件があったからだろう、
思春期に迷走または暴走しがちなありあまる力が
一つの方向に向かって真っすぐに走っている。
それは、大人にも言えること。
うだうだ迷っていた大人たちが震災で平手打ちをくらった。
目が覚めた。ぼくもそういう大人の1人である。
元気がないと思い込んでいた被災地の元気な人々に、元気をもらった一日であった。
2014年8月23日土曜日
隙の巻
石巻の隙を探しにふらふらと。
東北だから涼しいと思っていたが全くもって暑い。
まず目についたのだ不思議な市役所。
駅前にあった百貨店が閉店したが、に他に買い手がいないということで、
市役所が入ったそうである。これは震災前の話。 (穀町)
東北だから涼しいと思っていたが全くもって暑い。
まず目についたのだ不思議な市役所。
駅前にあった百貨店が閉店したが、に他に買い手がいないということで、
市役所が入ったそうである。これは震災前の話。 (穀町)
朝の連ドラになりそうな雰囲気のよい美容室。
満面の笑顔でおばあちゃんに振り返られて、びびってしまった。(立町)
満面の笑顔でおばあちゃんに振り返られて、びびってしまった。(立町)
橋の上の風景。この川を伝って津波が逆流してきた。 (中瀬)
橋の上のダンディなおじさん。おじさんの左には津波の跡が残る。 (中瀬)
ドラクエの復活の呪文だろうか。 (中央)

石巻の中心市街地は一見、震災などなかったかのように見える。
しかし、ところどころにこのような空地があり、町を隙間だらけにしている。
山を切り開いて作ったような、ニュータウンのようであった。
人間と土地がまだなじんでいなかった。
もう一度、町をゼロから作り直しているからか、
町の活力といったものがどこかにいってしまったかのような印象を受けた。(立町)
しかし、ところどころにこのような空地があり、町を隙間だらけにしている。
山を切り開いて作ったような、ニュータウンのようであった。
人間と土地がまだなじんでいなかった。
もう一度、町をゼロから作り直しているからか、
町の活力といったものがどこかにいってしまったかのような印象を受けた。(立町)
とはいえ、女装している人たちもいたので、
町はぼちぼち元気になっているのかもしれない。(穀町)
町はぼちぼち元気になっているのかもしれない。(穀町)
石巻章太郎
石巻に1泊し、朝から石ノ森萬画館へ。 (中瀬)
入口ではサイボーグ009のジェット・リンクと
ご当時ヒーロー「シージェッター海斗」が迎えてくれる。
受付がサイボーグ009ではないか、あがる!
中では『サイボーグ009』『キカイダー』など
作品ごとにそれにまつわる展示が行われている。
ここ『仮面ライダー』コーナーにはマスクの実物が展示され、
モニターでは各シリーズのオープニングムービーが流れている。
モニターでは各シリーズのオープニングムービーが流れている。
鼻から下が地肌が出ている仮面ライダーXは他に比べて明らかに弱々しい。
以後、こういったタイプのライダーが出ていないことからしても失敗であったのだろう。
真・仮面ライダーはまったく正義のヒーローには見えない。明らかに悪役である。
ぼくがいちばんはじめにアマゾンという言葉を知ったのはこれだった。
こう並べて見ると、かっこいい仮面ライダーもあれば
どうみても失敗している仮面ライダーもある。
「ああでもない、こうでもない」と
次の仮面ライダーを考える企画会議にぼくも交じりたい。
こう並べて見ると、かっこいい仮面ライダーもあれば
どうみても失敗している仮面ライダーもある。
「ああでもない、こうでもない」と
次の仮面ライダーを考える企画会議にぼくも交じりたい。
ホテルのフロントに立っているのは『HOTEL』の登場人物。
それぞれの展示がすべてが素敵に演出されている石ノ森萬画館。
館内を見終わった後には、石ノ森章太郎の全作品を置いた図書館へ。
知らない作品がたくさんある。ここで、1日過ごせるなあ。
ぼくが好きだったのはこれ。
白人が主人で、黒人が奴隷で、黄色人種は奴隷以下の動く家具という
非常にディープな物語である。
非常にディープな物語である。
石巻の町にもたくさんのキャラがいる。
キカイダーと、津波の高さを示すものさし。 (中央)
マンホールはロボコンだ。 (中央)
交番の壁にまでキャラがいる。
『ロボット刑事K』・・・怪しすぎる、むしろ犯人ではないか。 (穀町)
『ロボット刑事K』・・・怪しすぎる、むしろ犯人ではないか。 (穀町)
これだけ町に石ノ森章太郎が溢れているのにここは店主が頑固なのか、ノラクロである。
(鋳銭場)
(鋳銭場)
2014年8月22日金曜日
3年半ぶりの被災地
大草原の小さな家のようなこの場所はすべて津波にやられてしまった。(南浜町)
松が立ち枯れしている。
枝にとまったカラスが震災などなかったようにじゃれている。 (南浜町 石巻)
大きな缶が転がっていた場所。

過去はこのようになっていた。
震災を記憶する為に残そうという意見もあったが、解体された。
女川町へ移動する。
以前の町の中心部に建物が転がっていた。
基礎から根こそぎやられている。
この転がったままの建物も解体が決まった。
陸にあがった気仙沼の大型漁船も解体されたそうだ。
維持費がかかる、安全に問題がある、再開発の邪魔になる、遺族がいろいろと思い出してしまうなど、といろいろあるようである。
陸にあがった気仙沼の大型漁船も解体されたそうだ。
維持費がかかる、安全に問題がある、再開発の邪魔になる、遺族がいろいろと思い出してしまうなど、といろいろあるようである。
いち観光客からすると、広島の原爆ドームを見てそう思うように、
残しておいた方がその悲惨さを身をもって感じることができるし、
何より観光客が多く来てよい思うのだが、勝手な思いなのだろうか。 (宮ヶ崎 女川)
海から少しあがると石碑がある。
書体の違いになりふりかまわない一生懸命さを感じ、涙腺がゆるむ。 (浦宿浜 女川)
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