ディズニーランドのジャングルクルーズではない。
本当のジャングルクルーズである。
両サイドはマングローブの森。船で上流へと上っていく。
『地獄の黙示録』のようだ。
上流には顔を白く塗った狂った大佐がいるやもしれない。
途中、大粒の雨が降る。
川の突き当たりには滝。狂った大佐はいなかった。
マングローブは、汽水域にしか生えない。
そんな生育環境であるのに塩分が大の苦手なのだ。
海水の塩分を処理しなければ行きていけない。では、どうするか。
1枚の葉にだけ塩分を集めるようにして、犠牲になる葉をつくるのである。
全体を救うために1枚を犠牲にする。なかなか、人間味のある植物である。
沖縄最大の浦内川。水際の点はすべてカニである。
午後からは海辺を散策。潮の引いた磯のくぼみには脱皮したての蟹がいる。
こちらはまた別の蟹。「娘に脱皮って何?」と訊かれたが
3歳の子どもが理解しやすいようにうまく説明できない。
「着替え」でもないしなあ。

西表島では塾などないからだろうか、こぞって家庭学習をすすめている。(上原)
天然記念物がしんだわりに、軽いノリの看板である。 (上原)
やまねこはくろねこの手下なのである。(浦内)
千口さんという人が飼っているヤギなのか、ヤギの名前が「チロ」なのか。 (船浦)
脇道に入ると20センチほどの立派なカメ。
セマルハコガメというリクガメである。(船浦)
前方を見ると、亀の甲羅のような、緑に埋没しつつある車 (船浦)
.jpg)
冨永家の誰かが書いたに違いない「トミナガ家」も波に消されていくのだろう。
今日は西表島最後の夕暮れ。いよいよ明日は西表島とお別れだ。(浦内)
0 件のコメント:
コメントを投稿