昭和が色濃く残る新世界で昭和をテーマに様々な催しものが用意された。
新世界市場では縁日を用意。ぼくはテキ屋に扮して射的の店を出す。
今回は仮装が甘かった。
本当はアイパーにしたかったのだが、アフロヅラで間に合わせてしまった。
またズボンもよりそれっぽくしたかったのだが
それっぽい竜のプリントの入ったズボンの2000円を出し惜しみ
こういった結果となってしまった。
1人目のお客さんは主婦であった。人が銃を持つという光景はどこかおもしろい。
スーパーボールをスーパーすくう子供たち。
この少年たちはポイ(金魚すくいの紙をはったアレはこういう名前だそうだ)の
紙は破れているのにプラスチックのへりを利用してずる賢くすくうのである。
ハメ技できやがった。救いようがない。
商店街のみんなもあきれ顔ながらどこか楽しそう。
今回はいつものセルフ祭と違い、商店街の店主たちが自主的に企画や運営をして
ぼくたちはただのお手伝い。それがとてもよかった。
ぼくの今回の大きな仕事は射的屋と
ロカビリーグループ「ザ・グレース」のマネジメント。
前回セルフ祭のパフォーマンスを見ていた新世界の人々が
ぜひ「昭和まちあそび」へ出演してほしいということになり、
前回スカウトをしたぼくが間に入って調整をしたのである。
ロカビリーは確かに昭和であった。

ここ新世界は本当に老人が元気である。
ステージを終えたザ・グレースは商店街事務所で
商店街からの差し入れのぜんざいで暖まる。
うーん、昭和である。