通天閣から20mほどのところにあるビルの持ち主の方と
ポスター展を機に親交ができ、屋上でイベントをさせてもらうことになった。
社会にええこと(と自分でいうのもおこがましいけど)していくと、
お金はまったく稼げないけど、どんどん人を稼いでいく、面白いものである。
このように通天閣がずどーん!とそびえる好立地。
屋上をステージのあるビアガーデンといった体に装飾して客を待つ。
写真は、リハーサルをするカマーズ。
セルフ祭の池田社長とまこねはんのバンドである。
2番目のアクトのDidgegrooveも「暑い、もうあかん〜」と歌っていた。
15時スタートは早すぎた。本当に申し訳ない。
ちなみに写真右の黄色いヘルメットは私。
(写真:とうしばさん)
昼間は暑かろうということでプールを用意。
写真は「ウォーターベガ」
いつもヒゲダンスにあわせて奇妙な踊りをするベガことフナショーに
今回は水をかけながら踊ってもらうことに。
15時に始まったセルフの夕べ、閑散としている。
下のビル入口で串カツ屋のように呼び込みをする。
上にあがってくれる人もいる。
観光のインドネシア人の団体が10人ほどあがっていったがすぐに戻ってきた。
インドネシアの人も耐えられないほど、こんなやつが踊っているからか。
新世界のおとなり、釜ヶ崎の日雇い労働者やそれに関わる人々により結成された。
意外にも釜凹が新世界で歌うのは初めて。
音楽はすべてオリジナル。歌は決して上手ではなかったけれども
釜ヶ崎の日々を歌い上げたその切なく哀愁ある歌は新世界の青空と心に響く。
歌いたいから歌う、技術なんて関係ない、そのアティチュードはまさにパンクである。
パンクに年齢とか関係ないね。
関西をアートで救う アート戦士エーヤンダー5
5と名乗りながら3名しかいない。しかも、1つは犬でありぬいぐるみである。
残り2名はバイトで今日来れなかった。
エーヤンダーイエローは実は中学生だった。
普通の人間に戻り、ベガとともに水をかけられながら踊る。
イベント翌日、イエローの母親から便りをもらう。
「娘が水着姿で踊り、人に水をかけられる様は正直母親としては複雑でしたが、
大人たちが真剣にアホなことをやっている姿に娘は非常に感銘していました。
大きくなったらあんな大人になりたいと。
エーヤンダーをみてそんなこと言ったことはないのに。
今後ともよろしくお願いします」
きっとイエローはセルフ祭のレギュラーメンバーになることだろう。
DJ方 水内義人のソロユニット。
Wikipedia の「通天閣」を朗読して録音し、それをMIXするというパフォーマンス。
と言葉にしてもなかなかおもしろさが伝わらない。
しかし、本当におもしろい。以前の立ち飲みやでの展覧会といい、
いつもものすごい角度からものすごい手段で表現をしかけてくる鬼才。
つづく