2013年6月7日金曜日

先輩から上司へ

東京コピーライターズクラブ(以下TCC)の総会にやってきた。
ここ5年ほど幹事をしている。
今日も総会後のパーティの司会およびクイズ制作役、
つまり道化役として大阪からやってきた。

今回はぼくにとっていつもと違う総会であった。
それはぼくが手がけた新世界市場のポスターから受賞者が出た事。
写真で立っている後輩永井史子が生田綿店のポスターで受賞したのである。


説明を追加







以上の5点が受賞作。
コピーライターの永井がああでもない、こうでもないとコピーをやりとりして
結果できたのが、これ。300本以上、彼女はコピーを書いた中の5本。

ビジュアルは手芸屋ということで、実際に印刷したポスターに布を縫い付けた。
これは、デザイナーの河野愛のアイデア。
そして、写真は誰かに撮ってもらうお金もないということで、ぼくが撮った。

「コピーに初めてちゃんと向き合えました。
 向きあえば向き合うほどおもしろいということがわかりました」と
涙が出そうなうれしいことば。彼女は少しのアドバイスでそれをすぐに理解し、
きちんとコピーに反映してきた。制作当時まだ2年目という末恐ろしい後輩である。

先輩として後輩を祝福するというより、上司として部下を祝福する、
そんな気持ちになった今回のこと。







総会の後はパーティへ。
そして作ったクイズはこんな感じ。

正解はA 


Aの人もきっと役員になるだろう偉い人。
うちの会社の偉い人、若い頃は個性的。
個性的な顔ということに限れば、ぼくも役員候補であるかもしれない。